3月1日から新型コロナ感染者の同居人はワクチン接種を完了したかどうかに関係なく隔離しなくてもよい。感染者を除いたすべての濃厚接触者の隔離義務指針が廃止される。
これまで感染者の同居人は隔離期間中にPCR検査を義務的に2回以上受けなければならなかったが、3月からは検査を受けなくてもよい。
韓国の中央災難安全対策本部が25日、こうした内容の防疫対応指針変更案を発表した。
当初、感染者の同居人はワクチン接種完了者(2回目接種から90日以内または3回目接種完了)に限り隔離が免除され、接種未完了者は7日間の自宅隔離をすることになっていた。しかし当局は3月から接種歴に関係なく、すべての同居人に対し、個人が自律的に10日間監視する体系に転換したと発表した。
隔離期間中に義務づけられているPCR検査も解除される。現在、同居人の場合、感染者確認時と監視解除前に計2回のPCR検査を受けなければならない。しかし今後は3日以内にPCR検査1回、7日目に迅速抗原検査を受けるよう勧告する方針だ。
中央防疫対策本部のパク・ヨンジュン疫学調査チーム長は「行政命令を発動したり通知したりしないため、2回の検査を受けるという指針も勧告事項であって義務ではない」と述べた。
政府は感染者同居人の管理方式を変えた理由として保健所の業務負担を減らすためだと説明した。中央災難安全対策本部のイ・ギイル第1統制官はこの日、「一日の感染者数が10万人から17万人になったということは保健所1カ所あたり(担当感染者数)1000人から1700人になったということであり、感染者の当日の処理も非常に難しい中、同居家族の隔離問題まで対応するのは難しい」と説明した。
https://japanese.joins.com/JArticle/288240?servcode=400§code=400
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