北京オリンピックで連勝し、その強さを見せているカーリング女子日本代表の「ロコ・ソラーレ」。
2018年の平昌大会では銅メダルに輝き、2大会連続となるメダルを目指す。北海道北見市を拠点に活動する「ロコ・ソラーレ」とはどんなチームなのか、解説する。
＜この記事でわかること＞
・「そだねー」や「もぐもぐタイム」も話題に。チーム名の由来は？
・1チーム4人でプレー。メンバー＆ポジション解説
・今後の試合スケジュール
女子カーリング「チーム青森」の一員として、2006年トリノ、2010年バンクーバーに出場した本橋麻里さんが、2010年に地元・北海道北見市で結成したのが「ロコ・ソラーレ」だ。本橋さんは平昌で主将を務め、現在は「ロコ・ソラーレ」の代表理事で、セカンドチーム「ロコ・ステラ」の選手でもある。
「ロコ・ソラーレ」は2018年の平昌で、略称の「LS北見」として、カーリングで日本初の銅メダルを獲得。試合中に使っていた「そだねー」という言葉や、ハーフタイム中におやつを食べる「もぐもぐタイム」も話題になった。
「ロコ」は「ローカル」と「常呂（ところ）っ子」（活動拠点が北見市常呂町）、「ソラーレ」はイタリア語で太陽を意味する。「ロコ・ソラーレ」というチーム名は、地元常呂から太陽のように輝きを持ったチームになるよう、「太陽の常呂っ子」という意味を込めて名付けられたという。
同じく北見出身の吉村紗也香選手が所属する強豪チーム北海道銀行と激闘の末に、2021年12月の世界最終予選で、北京オリンピックの日本代表の座を手に入れた。
カーリングは1チーム4人でプレー。1人が作戦を立て、1人がストーンを投じ、2人がブラシで氷を磨くという役割だ。
ストーンを投じる順番によって、「リード」「セカンド」「サード」「スキップ」と呼ばれており、補欠の「リザーブ」が1人認められている。
北京大会で選手登録されているのは、次の5人だ。なお、吉田夕梨花選手と吉田知那美選手は姉妹。
1993年7月7日、北海道北見市常呂町生まれ。
1・2投目を投げる。投球時以外は主にスイーパー（ブラシで氷をこする）。
1991年12月2日、北海道北見市常呂町生まれ。
3・4投目を投げる。投球時以外は主にスイーパー。
1991年7月26日、北海道北見市常呂町生まれ。
5・6投目を投げる。スキップが投げる時にはハウスから指示を出す。
1991年5月24日、北海道北見市生まれ。チームの主将を務める。
7・8投目を投げる。投球時以外は、作戦を立ててハウスから指示を出す。
1979年1月4日、北海道旭川市生まれ。
バンクーバーでは「チーム青森」のリードで出場。今回で3度目の五輪代表となる。
カーリング女子の出場は10チーム。14日の夜には、平昌オリンピックの準決勝で敗れた韓国と戦う注目戦が行われる。
1次リーグの競技スケジュールは次の通り。
2月14日（月）日本 × 韓国
午後8時半〜午後12時15分（TBS系）
2月15日（火） 日本 × イギリス
午後3時5分〜午後6時（NHK総合）
午後3時10分〜午後6時（NHK BS4K）
2月16日（水）日本 × アメリカ
午後9時〜午後10時（NHK Eテレ）
午後10時〜午後12時（NHK総合）
午後8時45分ごろ〜午後12時（NHK BS4K）
2月17日（木）日本 × スイス
午後3時〜午後5時55分（テレビ東京系）
午後2時55分〜午後6時（NHK BS1）
上位4チームまでが準決勝に進出。準決勝は18日、3位決定戦は19日、決勝は20日にそれぞれ行われる。
オリジナルサイトで読む ： ハフィントンポスト
ロコ・ソラーレとは？ メンバーやチーム名の意味を解説【カーリング女子日本代表】