感染拡大が続いている、新型コロナウイルスのオミクロン株。
家族や子ども、同居人が感染してしまったら、どうしたらいい?
家庭内感染を防ぐためにできることは?
厚生労働省が発表している資料では、その注意点について、イラスト付きでわかりやすくまとまっています。
世話の際や、日々の生活の中で留意したい点を紹介します。
・世話はできる限り、限られた人で対応する。心臓、肺、肝臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦などが感染者の世話をするのは避ける
・療養期間中は感染を広めてしまう可能性があるため、療養者は外出を避ける。
・家族や同居人も熱を測るなどの健康観察を行う。外出は避け、体調不良の際は、登校や出勤を控える。
生活の中で、具体的に注意したいポイントは6つあります。
個室にすることを推奨。部屋を分けられない場合は、2メートル以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンを設置するなどの対応を。
定期的に換気をする。共用スペースや他の部屋も窓を開けっ放しにするなどして換気する。
マスクを隙間なくフィットさせ、正しく着用する。外す場合は表面に触れないよう紐部分を持つ。外した後は手洗いをする。
※正しいマスクの着用方法は特設ページを参照
こまめに石鹸で手洗い。アルコール消毒もする。ドアの取手、ベッド柵、トイレ、洗面など共用部分は消毒する。
※消毒・殺菌方法については特設ページを参照
汚れた衣服やリネンは手袋とマスクを着用した上で触れる。一般的な家庭用洗剤で洗濯し、完全に乾かす。
鼻をかんだティッシュなどはすぐにビニール袋に。ゴミを室外に出すときは密閉して捨てる。作業終了後には手洗いも。
・世話はできる限り、限られた人で対応する。子どもは自らの体調管理、体調不良の意思表示が十分にできないことに留意し、健康状態のチェックを入念に行う。
・世話をする人が感染し、子どもの世話を相談したい場合は自治体や保健所に連絡する。
・機嫌、食欲、顔色、呼吸の様子を観察する。機嫌がよく、食欲があり、顔色が普通であれば、基本的に心配はない。
・意識がはっきりしない、機嫌が悪い、食欲が低下している、水分がとれない、顔色が悪い、息苦しそう、嘔吐を繰り返すなどの場合は、保健所やかかりつけ医に早めに相談する。
生活の中で、具体的に注意したいポイントは6つあります。
共用スペースや他の部屋も、定期的に換気する。
部屋を分けられない場合は、仕切りやカーテンなどで工夫するなど、接触する時間をなるべく短くするよう心がける。
児童本人を含め、同居家族全員は、できるだけマスクを着用する。ただし、2歳未満の子どものマスク着用は息が詰まるなどの危険があるので控える。
こまめに石鹸で手洗いし、頻繁に触れるものは消毒する。テーブルや椅子、ドラ、テレビやエアコンのリモン、トイレ(便座など)、おもちゃ、文房具など幅広く消毒する。
着衣の交換・洗濯、清掃等を徹底する。洗濯は通常の洗剤を用い、特別な対応は不要。
室外に出す時は密閉して捨てる。鼻をかんだティッシュ等は、すぐに2重のビニール袋で密閉して捨てる。作業後の手洗いも。
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厚労省は、Twitterなどでも新型コロナの感染予防対策について情報を発信しています。
2月3日の投稿では、外出の際は、混雑した場所や感染リスクの高い場所を避けるよう呼びかけ、「飲食店を利用することが必要な際は、換気などの感染対策がされている第三者認証適用店を選び、手指消毒を行い、できるだけ少人数で、大声・長時間を避けるとともに飲食時以外はマスクを着用してください」と注意喚起しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
家族や子どもがコロナに感染したら、どうしたらいい?注意ポイントまとめ【イラスト解説】