「週末はイグアナが降るでしょう」
目を疑うような天気予報がアメリカ・フロリダ州で出された。
アメリカ南部に位置するフロリダ州は温暖な気候で知られるが、週末は冷え込む予想に。アメリカ国立気象局(NWS)は1月29日、イグアナが降ってくる可能性に言及した。
NWSやCNNによると、樹上に生息するイグアナが氷点下まで落ち込んだ気温の影響で一時的に麻痺状態となり、落下する可能性があるという。
フロリダ・マイアミのNWS公式Twitterは30日にも「寒い朝ですね。ブリザードの吹く北部ほどではありませんが。ただ、私たちには心配すべきトカゲがいます」と投稿。さらに、「ここ10年で最も寒い気温なのに、私たちが落下するイグアナについて警告しないと思いましたか?」とおどけてみせた。
Jan 30: A cold morning…not as cold as our friends to the north dealing with a blizzard…but we have our own lizards to worry about.
Did you really think with the coldest temperatures in over a decade we would not warn you about falling Iguanas? #Iguanas#flwxpic.twitter.com/ornSpetd6a
— NWS Miami (@NWSMiami) January 30, 2022
ちなみに、フロリダ州でイグアナが落下する現象は過去にも起きている。気象情報を扱う「The weather network」の2018年の動画では、フロリダ州の住民が落下したイグアナの対応に追われている。
住民たちは、腹を上にして気絶したように動かないイグアナの長い尻尾を掴み、家の敷居の外などに放っている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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