先日公開されたiOS 15.4のベータ版で、iPhoneのFace IDが、マスク着用時のロック解除に対応したことが確認されています。
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テック系メディア「9to5Mac」によると、iOS 15.4ベータ版には、マスクをしたままFace IDを使用する新しいオプションが追加されています。このオプションでは、マスクを着用した顔を再スキャンし、iPhoneのロックを解除できるようになっています。
さらに、海外YouTuberのBrandon Butch氏が、マスク着用時でも「Apple Payの認証」や「ロックを設定した他社製アプリへのログイン」を出来ることを確認しています。
これは、iPhoneのロック解除のみで使える「Apple Watchでロック解除」とは異なる点です。iOS 15.4ベータ版では、Safariの自動入力機能も、マスク着用時の新しいロック解除に対応しています。
なお、対応端末はiPhone 12以降のモデルとなっているとのこと。iPhone 11以前のFace ID搭載モデルを使用しているユーザーは、引き続きApple Watchでのロック解除を使うことになります。
著名リーカーのジョン・プロッサーは以前「Appleがマスクやサングラスでも動作する、新しいiPhone 13 Face IDハードウェアをテスト中」とリークしていました。実際のところ「マスク対応のFace ID」はiPhone 13のリリース時には対応しませんでしたが、Appleの社内テストはこのアップデートの為だったのかもしれません。
iOS 15.4のベータ版は現在、開発者向けに提供されており、正式なリリースは今春を予定しています。