舞台作品『ハリー・ポッターと呪いの子』の日本オリジナルキャストとして、主人公ハリー・ポッター役に藤原竜也さん、石丸幹二さん、向井理さんの3人が決定した。
子ども時代から19年後、父親になったハリー・ポッターを描く本作は、夏に日本で開幕する予定だ。
回替わりで主役のハリー・ポッターを演じるトリプルキャスト制で上演。3人とも高い実力をもち、多くの舞台作品で活躍してきたことから、早くも期待の声があがっている。中でも特に話題になっているのは、藤原竜也さんだ。
発表によると、3人は数度の映像オーディションや、海外スタッフとの対面オーディションを経て、キャストに決定。
藤原さんは、ポッター役に決まった心境として「何十年も演劇と向き合わせてもらって、非常にやりがいのある、久々に『臨まないといけない』ものがきたなという感じ」とコメント。これまで、多くのシェイクスピア作品に出演し、イギリスへの留学経験もある藤原さんは、海外スタッフとのオーディションを「非常にいい時間」だったと振り返った。
藤原さんは、舞台の他にも映画やドラマでも活躍。『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』などの人気漫画の実写作品では、印象的なセリフを叫ぶシーンにも挑戦してきた。
そのことからネットでは、『ハリー・ポッター』に登場する呪文「エクスペクト・パトローナム」や、人気のセリフ「スリザリンは嫌だ」などの言葉を藤原さんに叫んでほしいと切望する人たちも。他にも、「めちゃ気になる」「藤原さんのハリー、一番想像できなくて楽しみ」「期待しかない」など、反響が広がっている。
『ハリー・ポッターと呪いの子』はこれまでにロンドンやニューヨークなどで開幕し、各地で大ヒットを記録。今回キャストが発表された東京公演は、アジアでの初めての上演となる。
そのほかのキャストには、ハーマイオニー・グレンジャー役に中別府葵さん、早霧せいなさん、ロン・ウィーズリー役にエハラマサヒロさん、竪山隼太さん、ドラコ・マルフォイ役の松田慎也さん、宮尾俊太郎さんなどが名を連ねている。
キャストの一覧は以下の通り(名前の表記はアルファベット順、敬称略)。
ハリー・ポッター:藤原竜也/石丸幹二/向井 理
ハーマイオニー・グレンジャー:中別府 葵/早霧せいな
ロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ/竪山隼太
ドラコ・マルフォイ:松田慎也/宮尾俊太郎
ジニー・ポッター:馬渕英里何/白羽ゆり
アルバス・ポッター:藤田 悠/福山康平
スコーピウス・マルフォイ:門田宗大/斉藤莉生
嘆きのマートル:美山加恋
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘
デルフィー:宝意紗友莉/岩田華怜
組分け帽子:木場允視
エイモス・ディゴリー:福井貴一
マクゴナガル校長:榊原郁恵/高橋ひとみ
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19年後のハリー・ポッター役に藤原竜也さんらが決定。「叫んでほしい呪文や台詞」でネット盛り上がる