ジョコビッチ選手、全仏オープン参戦にも暗雲。全英・全米オープンはどうなる?

男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手の全仏オープン参加が危ぶまれている。

ジョコビッチ選手は新型コロナウイルスワクチンを接種しておらず、全豪オープンが開催されるオーストラリアからビザを取り消され、大会に参加せずセルビアに帰国したばかり。

しかし、次の4大大会が行われるフランスでの大会参加も容易ではなさそうだ。

大手スポーツメディアESPNによると、フランスは1月15日、新型コロナワクチンに関する新たな法律を承認し、当面の間、スポーツ施設やレストラン、映画館などの公共施設に入るためにはワクチン証明書が必要になるという。観客だけでなくプロスポーツ選手も全ての人に適用される、と伝えている。

フランスのスポーツ庁は、「全仏オープンが開催される5月には今と事態が変わっている可能性があり、改善していることを望んでいる。状況を観察していく必要があるが、免除はない」と述べたという。

2022年の残りの4大大会は、6月末からのウィンブルドン選手権(イギリス)と、8月末からの全米オープンが予定されている。ESPNによると、現在イギリスでは、外国から来た選手は試合や練習以外で宿泊施設から外出しなければ、免除が認められるという。また8月末から始まる全米オープンを主催する全米テニス協会は、政府の規制に従うと述べているという。

2021年11月以降、アメリカに入国する際は、米国市民、米国永住者、移民ビザ保持者以外はワクチン接種が義務付けられている。ワシントンポスト紙によると、この規制から免除されるケースもあるが、ジョコビッチ選手の場合はそれらの免除理由は適用されないだろうと述べた。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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