韓国の人気俳優で、映画『パラサイト 半地下の家族』にも出演していたパク・ソダムさんが甲状腺乳頭がんと診断され手術を受けたことがわかった。
CNNによると、所属事務所は声明で、定期的な健康診断で甲状腺乳頭がんと診断され、手術を受けたと明らかにしたという。
パクさんは、『パラサイト 半地下の家族』ではソン・ガンホさん演じる主人公キム・ギテクの娘ギジョンを演じていた。
所属事務所の公式サイトによると、パクさんは1991年生まれの30歳。2013年にデビューして以来、テレビや映画、舞台などで演技力を発揮し、「韓国映画界の新星」となった。韓国のテレビドラマ『青春の記録』にも出演していた。
甲状腺乳頭がん、どんな病気?
イギリスの国民健康サービスNHSによると、甲状腺がんには4つの種類があり、そのうち乳頭がんは最も一般的なタイプだという。通常40歳未満の、特に女性がかかることが多いが、ほかの甲状腺がんよりも治療しやすい傾向にあるという。
甲状腺がんは通常治療可能で、「甲状腺がんの診断から5年後、10人におよそ9人が生存している」という。
主な症状としては、首の前側の痛みのないしこりや腫れ、首の腺の腫れ、数週間経っても良くならない原因不明の声のかすれ、よくならない喉の痛み、嚥下障害(えんかしょうがい)ーーを挙げている。
NHSは、症状がある場合は医師に相談し、「甲状腺腫などのそれほど深刻ではない状態が原因である可能性あるため、検査することが大事です」と呼びかけている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
『パラサイト』出演のパク・ソダムさん、甲状腺乳頭がんを公表。どんな病気?