ブラジルの人気歌手マリリア・メンドンサさんが11月5日、搭乗中の小型機が墜落する事故に遭い、死亡した。26歳だった。
BBCによると、墜落したのはブラジル南東部のミナスジェライス州の農村部。この事故で、プロデューサーや叔父などメンドンサさんを含む5人が亡くなった。
墜落原因は調査中だが、CNNによると、現地警察は「機体が墜落する前に何かにぶつかった」可能性があるとの見解を示しているという。
メンドンサさんは5日夜、コンサート出演のための移動中だった。事故前にSNSに投稿したビデオには、メンドンサさんがギターケースを手に飛行機に向かって歩く姿が写っている。
essa é a realidade meu povo! hahahah💪🏼🏋🏻🥬🥦
me conta aqui nos comentários mais delícias desse estado maravilhoso que é Minas Gerais! pic.twitter.com/cGBx2kJrzR— maria mendonça (@MariliaMReal) November 5, 2021
メンドンサさんは2019年にラテン・グラミー賞を受賞。Instagramのフォロワーは約4000万人に上る。パートナーを支配する男性を非難し、女性のエンパワーメントを訴えるなど、曲中でジェンダーの問題に挑むことでも知られていた。まもなく2歳になる息子の母でもある。
国民的スターの突然の訃報に、著名人から悼む言葉が上がっている。
ブラジルの歌手アニッタさんは「信じられない。まだ希望があると信じたい」とコメント。サッカーのネイマール選手は「信じません、信じることを拒否します」とツイートしている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ブラジルの人気歌手マリリア・メンドンサさん、墜落事故で死亡。コンサートで移動中に