CNNの政治リポーター、ウルフ・ブリッツァー氏は、気候変動対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の取材でスコットランドのエディンバラにいるとツイートした。ところが実際の開催地は、そこから70キロ以上離れたグラスゴーで、Twitterでは驚きが広がった。
COP26初日の11月1日早朝、ブリッツァー氏は「私は、2万人もの各国の首脳や代表団がCOP26のために集まったスコットランドのエディンバラからリポートしています」とツイート。
リポーターを擁護すると、アメリカのジョー・バイデン大統領は、COP26参加のためにエディンバラ経由で現地入りしている。
そのことはTwitter上の批判を和らげることにはならないだろう。ブリッツァー氏は、イギリスの主要都市を混同するという、よくアメリカ人と連想されるようなミスによって非難を浴びているからだ。
《自らアメリカ人だと言わずに、アメリカ人だと言っている》
《私が、何とか正しい都市に行こうとするニュース媒体から情報を得ていても、許して欲しい》
《アメリカのバンドの取材で(アイルランドの)ダブリンに着いたら、後々、先方がベルファーストのつもりでダブリンと言っていたのが明らかになったことがある》
《どうか彼には(真実を)伝えないように》
《CNNのプロデューサーがウルフ氏にバッドニュースを知らせるシーンを聞くためだったら大金を払うよ》
(地図のルート案内の画像を添付して)《もし役に立つようなら》
《グラスゴーに行くべきだった》
ブリッツァー氏は続くツイートで、CNNは「グラスゴーで開催されているCOP26でのバイデン大統領の発言のライブ放送」をする予定だと説明し、自身のミスについてほのめかした。
さらに「大統領専用機がエディンバラに着陸し、バイデン大統領はグラスゴーに移動し、イギリスのボリス・ジョンソン首相や国連のアントニオ・グテーレス事務総長に迎えられました」と付け加えた。
最初の投稿は、取り下げていない。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
CNNリポーター、COP26の開催都市を間違えて現地入り 「彼に伝えないで」とジョークが寄せられる