芝村:一応、スマホのゲームがあるので予算枠そのものは拡大しているのですが、
日本の場合は頭打ちしちゃいましたね。
絵師がどんどん値上がりしていて予算の全体枠は上がっているのですが、
伸び率がすごく抑制されています。
7億、5億、3億までがA級、B級、C級くらいまでの予算枠です。
大きな会社でも10億を越えると大変。
海外の100億系ゲームと比較すると大差がついています。
これはもう日本の会社が悪いのではなく、純粋に資金調達のシステムが違うんですよ。
日本は会社を回すための事業資金なら貸してくれるのですが、
ゲームが売れるかもしれないという投機的な意味、あるいは投資目的でのお金の貸し付けはないんです。
──それは、銀行がゲーム会社を投機の対象としては見ていないということですか?
芝村:というよりも、銀行屋さんが企画書を読めないからです。
アメリカなどでは、都市銀行から相談を受けて「このゲームは、いくらくらい儲かるか」というレポートを提出します。
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【悲報】ゲーム会社「日本は銀行がゲーム制作に理解が無さすぎて予算がつかない」