新型『AirPods 3』がAppleから正式発表されました。
『AirPods 3』の価格は23,800円(税込)から。『AirPods 2』よりも19,580円だった前モデルよりも値上がりしていますが、実は最もお得なモデルと言えるかもしれません。
新型『AirPods 3』はデザインが一新され、前モデルになかった耐汗・耐水(IPX4)機能にも対応しています。さらにAppleによれば、設計の一新により音質やマイク性能も向上したそうです。
デザインは『AirPods Pro』のような短いステムを採用しながらも、前モデルと同様にインナーイヤー型を採用。好みが分かれるところですが、外の音が聞こえやすく、ワークアウトにも向いているデザインと言えるでしょう。
そしてAppleが目玉機能として紹介しているのが空間オーディオへの対応。Dolby Atmos技術を採用した立体音響で、これまで前モデル『AirPods 2』は対応していなかった機能です。
電池持ちはAirPodsイヤホン史上最も長い6時間となりました。前モデルからは1時間、『AirPods Pro』との比較では1.5時間長いことになります。さらに充電ケースを利用した場合は最大30時間の連続使用が可能。
これだけ機能が向上した上、MagSafeに対応した充電ケースがデフォルトで付属しているのもポイントです。『AirPods 2』のワイヤレス充電ケース付属モデルは25,080円(税込)から発売されていたため、この点だけでも『AirPods 3』は安いといえます。
また、『iPod』の時代から音楽を切り札にしてきたAppleだけに『AirPods』もただのアクセサリではなく、ユーザーの体験を一変させることを狙って現在進行形で開発が進んでいると見るべきです。そのような意味において新型『AirPods 3』がiPhoneシリーズやApple Watchシリーズに続くApple流のイノベーションが詰め込まれたプロダクトであると考えれば、この価格は間違いなくお買い得であると言えるでしょう。
今回のAppleイベント以降、AirPodsイヤホンは値下げされた『AirPods 2』(19,580円→16,800円)と、新型『AirPods 3』(23,800円)、『AirPods Pro』(30,580円、新しくMagsafeケースが付属)の3つのラインナップとなります。
比較と購入(Apple)はこちら。発売開始は10月26日からです。
ただし『AirPods 3』にはない、ノイズキャンセリング機能が気になる方は、『AirPods Pro』や他のノイキャン対応イヤホンを一度体験してからでも購入は遅くありません。電車などを頻繁に利用するユーザーにとって、ノイキャン対応は必須とも言える機能なので、場合によっては購入の選択肢から外れるかもしれません。
また、この機能に対応した『AirPods Pro』は発売から2年近くが過ぎており、Apple専門の米メディア『MacRumors』によれば、第2世代が開発中だそう。「すぐにノイキャン対応のAirPodsが欲しい!」というユーザー以外は、来年まで待ってみるのもありです。
ノイキャンを体感するのにオススメの安価なイヤホン『Anker Soundcore Life P3』はこちら!他、IPX5に対応し、ケース込みでのバッテリー持ちは35時間の人気モデルです。価格は8,990円から。
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新しい『AirPods 3』がお買い得と言える深い理由。ただし購入すべきでない人も……