サーモンのお寿司…!?いや、改めてよく見てみると「足」が生えている。
だが、どう見ても「それ」にしか見えない…。
この生き物の正体を明かした、福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまのTwitterが話題だ。「寿司にしか見えない」との声が多くあがっている。
寿司にしか見えない謎の生き物、正体は…
話題となっているのは、アクアマリンふくしまが7月30日にTwitterに投稿した動画だ。
公式サイトによると、このサーモンのお寿司のようにも見える謎の生き物の正体は「ウオノシラミ属」の一種で深海生物だという。動画を見ると、わずかに足が動くのみでなかなか動かない。
ハフポスト日本版の取材によると、同館では7月3日から、ウオノシラミ属の一種とヒロメオキソコエビを展示。ウオノシラミ属は深海に住む甲殻類で、展示中の個体は北海道羅臼沖の水深800mから1200mの刺し網漁で漁師が採集したもので、全長は約3cmほど。
同館での「ウオノシラミ属」の展示は初めてで、担当者は「このような形で展示に至るのは大変貴重なケースで、県外からも見物客の方がおります」と話している。
ご要望があったので、ウオノシラミ属の一種動画を撮影してみました。強調しますが、動画です。#アクアマリンふくしま#深海生物pic.twitter.com/61yDgnNEa8
— 【公式】アクアマリンふくしま (@aquamarinestaff) July 30, 2021
Twitterでは「お寿司に見える深海生物かわいすぎる」「確かにお寿司だ」「何度見てもそれ。サーモンのお寿司」などと声が寄せられていた。
担当者は「注目して頂いて喜ばしく思います。ぜひ、この機会に見物に来ていただければ」と話した。
Source: ハフィントンポスト
サーモンのお寿司に見える謎の生き物、実は深海生物だった。「何度見てもそれ」と反響【動画】