スマホやiPhoneで手ブレの少ないスムーズな動画が撮れることで人気のジンバルですが、DJIが今回発表した新モデル『OM 5(17,930円(税込・記事作成時点)』は自撮り棒(セルフィースティック)のようにビヨ〜ンと伸びるのが特徴。自分ととなりいる友だちや周囲の景色をいっしょに撮影できる、といったメリットがあります。さらに、極端なハイ/ローアングルからの撮影がしやすくなのるので個性的な構図の動画を撮りたいと思っている人も要注目です。
» DJI『OM 5』(Osmo Mobileシリーズ・2021年モデル)
*カテゴリー:テクノロジー, ガジェット technology、gadget
Photo by Mr.TATE
今回はその実機をDJIから借られたので、外観フォトレビューとインプレッションをお届けします。なお、今回使用したのはデモ機であるため、製品版とは一部仕様がことなる可能性がありますので、ご了承ください。
スマホ用ジンバル DJI『OM 5』レビュー
白ベースのおしゃれなパッケージ。写真では家族団欒の撮影に使用できることがアピールされています。
専用アプリを使うとシーンに合わせておすすめの撮影方法を提案してくれる「ショットガイド」のほか、折りたたみ式であることやマグネット式の着脱機構を備えたスマホホルダーが付属することなどが書かれています。
『iPhone 12 Pro Max』にクリアケースの『ZEROSHOCK インビジブル フォルティモ クリア』を装着した状態でジンバルに載せても保持できます。
ただし、MaxサイズのiPhoneとケースだと少しモーターの出力に不安を感じる場面があったのは事実。デモ機であることを差し引いても、大型の端末を使用している人はケースを外すなどできるだけ軽量な状態で使用するほうが良いでしょう。
グリップ部分、手前側にはスマホ(カメラ)の向きを上下左右に動かすためのジョイスティック、録画開始ボタン、縦位置/横位置の撮影を切り替えるクイックロール・ボタン、そして電池残量のインジケーターがあります。
クイックロール・ボタンひと押しで縦向きにもできるので、インスタグラムのリールズやTikTok動画の撮影に便利です。
背面側にはジンバルを向けた方向にカメラが滑らかに追従するロックモードをオンにするためのトリガー、モード切り替えボタン、電源スイッチを搭載。
側面にある充電用ポートはUSB-Cです。
標準でミニ三脚が付属。たためばグリップとしても使用できます。
スマホ/iPhoneを取り付けるホルダーは金属製。
ホルダーはマグネットが仕込まれていて、ワンタッチで着脱ができます。保持力が高く、撮影中に脱落することは一切ありませんでした。
折りたたんだ状態のサイズ感は以下の通り。
ギリギリ手のリサイズ、と言える大きさです。
DJI『OM 5』から新たに搭載された目玉機能がコチラ! 伸びてる!
“クビ”を伸ばした状態でも手元からの操作ができるので、人だかりの先をハイアングルで撮るような場合に便利そうです。
もちろん、自撮りにも役立つのでVlog的な動画を撮りたい場合にも好適です。
この他にも、専用アプリを使用することでプロっぽい動画が撮れるガイド機能やパノラマ撮影機能などを備えており、旅や日常の思い出をおしゃれに残したいという人は要チェックです。
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おもなスペック・仕様
スマホ用ジンバル DJI『OM 5』のハードウェア仕様
- サイズ(収納時):174.7×74.6×37 mm
- サイズ(展開時):264.5×111.1×92.3 mm
- サイズ(ロッド延長時):長さ215 mm
- 重量:ジンバル224g(ジンバル+スマホホルダー)
- バッテリー駆動時間:最長約6.4時間
- 充電ポート:USB-C
※メーカー公称による
DJI『OM 5』に対応するスマートフォン・iPhone
- 対応スマホ(重量):230g ± 60 g
- 対応スマホ(厚さ):6.9〜10 mm
- 対応スマホ(幅):67〜84 mm
DJI『OM 5』のセット内容(同梱物)
» DJI『OM 5』
Source: AppBank
DJI『OM 5』超速攻フォトレビュー:クビが伸びて自撮り棒になるスマホ用ジンバルがアツい!