ダイアナ妃の死から24年。母であり慈善活動家だった。その軌跡を貴重な写真で振り返る【画像集】

2021年8月31日でイギリスのダイアナ元皇太子妃の死から24年が経った。

ダイアナ妃はチャールズ皇太子と離婚後、1997年8月31日にパリ中心部を車で走行中、事故に巻き込まれて亡くなった。当時、ウィリアム王子は15歳、ヘンリー王子は12歳だった。

元皇太子妃の死は未だに国内外で多くの人の記憶に刻まれている。生前の姿を写真で振り返ると、そこには元王妃の素顔が残っていた。

チャールズ元皇太子との結婚から40年

今から遡ること40年前、1981年7月29日にチャールズ皇太子とダイアナ妃は結婚。ロンドンのセントポール大聖堂で結婚式が執り行われた。当時の写真が残っている。

ちなみに余談だが、この結婚式のために当時用意されたウェディングケーキの1切れが2021年8月11日、イギリスで競売にかけられ、1850ポンド(日本円で約28万円)で落札された。

2人が結婚した時に振る舞われた23個のウェディングケーキのうちの1つで、缶の中に長い間保存されていたという。

https://twitter.com/BBCWorld/status/1425532188729036802?ref_src=twsrc%5Etfw

愛する2人の子どもたちと共に過ごした日々

多くの人が知るように、その後2人は1996年に離婚したが、夫妻の間には長男のウィリアム王子と次男のヘンリー王子が誕生した。

子供たちとの楽しい日々を過ごすダイアナ妃の姿も数多くの写真に残されている。膨大な記録の中から数点を紹介する。

地雷除去など、慈善活動に熱心だった

ダイアナ妃の生涯は36年と短かったが、人生の中で慈善活動などにも力を注いでいた。1996年10月にはロンドンの病院に入院していたエイズ患者と交流。その時の様子も記録されている。  

当時の行動に対し、エリザベス女王の元報道官のディッキー・アービター氏は「エイズは触れただけで感染するという偏見をなくした」と評価したと報じられている

翌1997年にはアンゴラを訪問し地雷除去活動にも勤しんだ。危険地帯にも臆せず足を踏み入れ、現地の子どもたちとも交流していた。

前述のアービター氏は生前のダイアナ妃の取り組みについて「人類に多大な貢献をした」と話し、その遺志が子どもたちに引き継がれたとの見方を示したという。

生前の写真には、ダイアナ妃が当時広く国民に愛されていた理由が確かにあった。

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Source: ハフィントンポスト
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