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厚労省は8月30日、新型コロナワクチン接種の総合案内サイト「コロナワクチンナビ」に似せた詐欺サイトに注意するよう、サイト上やTwitterで呼びかけた。

厚労省は、「コロナワクチンナビ」に似せたサイトでクレジットカードの情報入力を求める「詐欺行為」が発生していると投稿。

新型コロナワクチン接種をうたったメールのリンク先などで、詐欺サイトに誘導しているという。

新型コロナワクチンの接種は無料で実施されており、厚労省は「銀行口座やクレジットカード番号などの登録を求めることはありません」と強調。「このような情報を決して入力されないようにご注意ください」と呼びかけている。

防衛省も公式サイトで、「防衛省・自衛隊や大規模接種センターから、予約確認や問い合わせのメールを送信することはありません」と説明。メッセージ本文に記載されたURLや添付ファイルをクリックしないよう呼びかけている。

Twitterでは、こうした“ワクチン詐欺”メールが送られてきたという報告が相次いでいる。

テレビ朝日が詐欺メール、サイトの実態を伝えている。

詐欺メールは、自衛隊大規模接種センターの予約をうたったタイトルで、記載されている電話番号は、実際のセンターと同じものだったという。

記載されたURLをクリックすると、ワクチンナビと似た詐欺ページに飛び、本来はないはずの“クレジットカード予約”という文言が表示されていたと伝えている。