女子ボクシングに日本勢として初優勝した入江聖奈(いりえ・せな)選手。ボクシングを始めたきっかけとなった漫画の作者との交流が話題だ。
東京オリンピック12日目の8月3日、ボクシングの女子フェザー級決勝で入江選手は、ネストイ・ペテシ(フィリピン)と対戦。5-0の判定で金メダルを獲得した。女子ボクシングが五輪競技に採用されたのは2012年。入江選手は日本勢として初出場していた。
スポニチによると、入江選手は鳥取県米子市出身。母が漫画家の小山ゆうさんの作品が好きで、家にあった小山さんのボクシング漫画『がんばれ元気』を読んだ影響で、小学2年生でボクシングを始めた。中学1年生の時に東京オリンピックが決定し、五輪での金メダル獲得が目標になっていたという。
大会前の7月9日、入江選手は公式Twitterに1枚の写真をアップした。そこには、入江選手が『がんばれ元気』の主人公、堀口元気と並んで描かれていた。「小山ゆう」のサインとともに「がんばれ聖奈」とのメッセージも添えられていた。
入江選手は泣いている顔文字を添えて「私がボクシングを始めたきっかけ『がんばれ元気』の作者 小山ゆうさんが描いてくださいました」「感無量」と感動した様子だった。
Source: ハフィントンポスト
入江聖奈選手は、大好きなボクシング漫画に支えられた。『がんばれ元気』作者から似顔絵のエール(画像)