2021年7月23日
https://myjitsu.jp/enta/archives/93136
7月19日に『ジャンプ+』にて公開された、『チェンソーマン』の作者・藤本タツキによる新作読み切り『ルックバック』。世界中から絶賛の声が相次いでおり、すでに400万PVを超えるほどの人気を博しているが、センシティブな内容が含まれることから一部では抗議の声もあがっている。
略
漫画で“悪”を描くことの問題
2点目として、作中で起きた事件の犯人像に対する批判もあがっている。この犯人が事件を起こした動機は被害妄想によるもので、とくにその原因は描写されていない。しかし幻聴を聞くような描写があったことから、「統合失調症」と捉えた読者が多かったようだ。
一部では、物語上の〝悪〟として「統合失調症」を出すことで、偏見を助長させているという不満が爆発。《統合失調症患者への差別を助長している》《統合失調症の症状を単なるモンスターの要素として描いている点がモヤモヤする》《キーパーソンである統合失調症患者の描かれ方がステレオタイプそのもの。この描き方をノーチェックで世に出した集英社、21世紀の人権感覚は大丈夫なんだろうか》といった批判が飛び交っている…
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Source: まんがとあにめ
『チェンソーマン』作者・藤本タツキの新作『ルックバック』に抗議殺到!? 《統合失調症患者への差別を助長している》と批判