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朝礼ネタ：8月24日(2021年) パラリンピック開会式の日-個性を活かす–

おはようございます!

今日はパラリンピックの開会式の日です。今日からパラリンピックが始まるんです。

パラリンピックって、名前は聴いたことあるけど、よく分からないという方も多いかと思います。

簡単にいうと、怪我や病気などでハンディキャップを持つ人に合わせてルールを調整して行われるオリンピックなんですね。

私はこれこそが今の日本に求められている「多様性」の一つの形なんじゃないかと思っているんです。

これまでの日本社会は「画一性」によって世界と戦ってきました。

いわゆる「チームワーク」の良さが日本人の真骨頂でもあり、強みでもあったからです。

しかし、現在の日本を見回してみると、実に多様性にあふれていることが分かりますよね。

これは個性が尊重されるようになった結果でもあるんですが、その一方で「人を枠に嵌めることが難しくなってきた」という背景もあると思っています。

当時の企業は人を管理する上で、枠に当て嵌めることで管理コストを下げ、効率よく運用してきました。

昔はそれが功を奏して高度経済成長の原動力となりました。

それが時代と共に枠の数が増えていくことになります。

IT産業の発展とともに専門分野が細分化されて枠の数を増やさなければならなくなったからです。

そうすると「この枠にははまるけど、その枠にははまらない」という形でいわゆる「枠にはまらない人」がたくさん出てきました。

その結果、企業も人を画一的には管理できなくなって「個々の個性を活かした方がいいんじゃないか」という風に方向転換しつつあるのが今なんです。

LGBTQなどもその一つですね。

性的マイノリティーの人たちも一つの個性として認められつつあります。

そして、世界中が個性を尊重する社会になることで皆さんの持ち味も発揮しやすくなると思っています。

現在、世界の経済がコロナウィルスによってダメージを受けてはいますが、皆さんがそれぞれの個性を活かして試行錯誤していくことで回復していくだろうというのが私の考えです。

そう、これからは皆さんの個性や持ち味が必要になる時代なんです。

皆さんはどんな個性や持ち味を発揮出来そうですか?

みんなでこの新しい時代を乗り越えていきましょう。

それでは、今日も張り切っていきましょう!