生活困窮のベトナム人など支援 大泉町で食品の無料配布
新型コロナウイルスの影響で、生活に困っているベトナム人などを支援しようと、大泉町で食品の無料配布が行われました。
この取り組みは、去年、豚を違法に解体したとしてベトナム人が逮捕される事件が起きるなど、新型コロナウイルスの影響で地域に住むベトナム人の困窮ぶりが指摘されたことを受けて、町内で外国人への支援をしている団体がことし1月から毎月行っています。
支援で配られる食品は近くのフードバンクや農家、それに町などから提供を受けていて、27日は、米2キロを30人分、お菓子やジュースなどを40人分用意しました。
支援の情報は、SNSなどを通じて伝わり、ベトナム人のほかカンボジア人も訪れておよそ1時間で用意した食料すべてがなくなりました。
館林市の食品関連工場で働いているというベトナム人の23歳の女性は、「新型コロナの影響で残業がなくなり、給料も減ったので、このような支援はとてもうれしいです」と話していました。
支援を行った大泉国際交流協会の糸井昌信会長は「毎回、人数は増えているので、今後も続けていきたい。食糧支援だけでなく、この場所が、困っている人たちの情報交換の場としても機能すればいいと思います」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210627/1060009704.html
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Source: エクサワロス
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