大阪・寝屋川市は、新型コロナウイルスワクチンの保管に使う冷凍庫のコンセントが何らかの理由で抜け、ワクチン510回分を廃棄したことを明らかにしました。
市は「原因の究明と再発防止に努めたい」としています。
19日正午すぎ、大阪・寝屋川市の新型コロナワクチンの集団接種会場で、ワクチンの保管に使う冷凍庫のコンセントが抜けていることに、現場責任者を務める委託事業者が気づきました。
中にはワクチン85本、510回分が入っていましたが、溶けていたため、市は廃棄したということです。
集団接種には代わりのワクチンを使ったため、遅れなどの影響はありませんでした。
市によりますと、接種会場の建物は18日の接種終了後に施錠され、その際に現場責任者は、冷凍庫の電源が入ってることを確認したと説明しているということです。
寝屋川市は今回の事案を警察に相談するとともに、会場の開け閉めを行った際には、コンセントの状態がわかる写真を送るよう、現場責任者に求めることにしています。
寝屋川市新型コロナワクチン感染症対策室は、「貴重なワクチンを廃棄することになり申し訳なく思う。引き続き原因を調べるとともに、再発防止に努めたい」としています。
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Source: エクサワロス
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