THE ANSWER / 2021年6月3日 21時3分
■5月7日の右翼フェンス直撃の適時二塁打、体勢を崩されても飛んだ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投打で凄まじい活躍を見せつけている。「5月の二刀流」と題し、特に目立った名珍場面を5月の中からピックアップ。今回は7日(日本時間8日)に泳がされながら放った右翼フェンス直撃の適時二塁打だ。MLB公式が動画を公開し、米記者も「凄い」「馬鹿げたパワー」と報じていた。
打撃センスとパワーがいかんなく発揮された。本拠地ドジャース戦の6回2死二塁。「2番・DH」で先発出場した大谷は、右腕ケリーの外へ逃げるチェンジアップに長い腕を目いっぱい伸ばした。泳がされたものの、最後は左手を離しながら弾き返し、打球は右翼フェンスを直撃。5回1死一塁でも高め速球を左越え適時二塁打。2打席連続のタイムリーで今季10度目のマルチ安打だった。
米記者も唖然としていた。6回のフェン直二塁打に、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「ショウヘイ・オオタニは泳がされながらもヒットにした。凄い」とツイート。「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者も「ショウヘイ・オオタニはどうして飛ぶのか、369フィート飛ばした。彼のパワーは本当にバカげている」と自身のツイッターで驚きをつづっていた。
大谷はこの試合で5打数2安打2打点。チームは9-2で連敗を5で止めた。6月3日(日本時間4日)は、本拠地でマリナーズを迎える。(THE ANSWER編集部)