◆グレタ・トゥンベリさんから踏み出す勇気
企画したのは「ふきたろう」のハンドルネームで活動する県立高校2年の女子生徒(16)だ。友人らと相談し、ネット署名を始めた。
「学校で地球にやさしい電力を使いたい」。署名サイト「Change.org」で3月、こう題しキャンペーンを始めた。「行動力に触発された」「考えもしなかった」と応援が連なり、署名は1万4000人を上回る。
かつては気候危機を知りながら「やばいんだろうな」と思うだけだった。変わったきっかけは、同世代のスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)だ。学校を休んで政府に地球温暖化対策を要求する「学校ストライキ」を続ける姿を中学生時代にニュースで知り、「子どもでも意思表示ができるんだ」と、踏み出す勇気をもらった。
◆まずは自宅から再エネ100%に
親に相談して自宅の電力を再エネ100%に変更してもらった。学校の事務室や県に問い合わせ、契約する電力が再エネ100%でなく、当面変更する予定がないことを知った。
神奈川県の事業が排出するエネルギー起源のCO2のうち、県立高校分は1割弱を占める。「温暖化の影響で災害が起きれば、多くの人が悲しむ。未来をつくる学校が未来を壊すのはおかしい」
◆「一人一人の行動で未来は変わるはず」
6月には、自身や友人が通う高校で署名を集め、8月にネット署名と合わせ黒岩祐治知事に提出する予定だ。県は2050年までに県立施設で使う電力をすべて再エネで賄うことを目指しているが「今年からでも切り替えてほしい」と転換を迫る。
署名活動が県外の学校を、各家庭を、国を変える道につながることを願う。「ずっと先の世代にも、すてきな世界を残したい。一人一人が自分の目の届く範囲で行動していけば、未来は変わるはず」
友人らと企画した署名キャンペーンを見る「ふきたろう」さん=神奈川県内で
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未来のために
誰のための未来?
若者達や
有名になりたい
そんなもんじゃ済まないぞ
2倍じゃすまんやろ
それを考えるのは大人の仕事やぞ😡
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Source: みじかめっ!なんJ
高一女子「高校で使う電力を全部再生可能エネルギーに変えて」署名運動開始