【アースデー】ディズニーで「地球環境」を考える。名優ディカプリオがドキュメンタリーで訴えたこと

4月22日は「アースデー」。

多くの企業や団体が啓発活動などに取り組むなか、2021年のウォルト・ディズニー・ジャパンは映画や配信コンテンツを通じて地球環境について考えるよう呼びかけた。

『ライオンキング』のイラストと共に発せられたメッセージ

Twitterでは「地球のこと、自然のこと、環境のことを考え あなたも一歩を踏み出してみよう」というメッセージと共に、アフリカのサバンナを舞台にした長編アニメーション映画『ライオンキング』の主要キャラクターたちが描かれたイラストが投稿された。

動画配信サービスでは「アースデー」特集も

公式動画配信サービス『ディズニープラス』では、アースデイに合わせて特集を展開

『タイタニック』や『アバター』を監督したジェームズ・キャメロン氏が製作総指揮を務めたことで知られ、この日から配信が始まった海洋ドキュメンタリー『クジラと海洋生物たちの社会』などを含む、映画やアニメ・ドキュメンタリー計34本が紹介されている。

ラインナップを見ると、共に実写版の『ライオンキング』や『ジャングルブック』といったディズニーらしい作品のほか、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーが多く入っているのが印象的だ。

『ディズニープラス』ではディズニーのほか、ピクサー・スターウォーズ・マーベル作品が根強く人気だが、実は、自然環境や環境問題を考えるのに役立つ作品が揃っているのも魅力の1つとなっている。

是非観て欲しい、レオナルド・ディカプリオ出演のドキュメンタリー

34本の作品の中から筆者が勧めたいのが、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー『地球が壊れる前に』。2016年公開の作品だ。

主な内容は、アカデミー賞を受賞した俳優で環境活動家としても活動するレオナルド・ディカプリオ氏が、気候変動によって世界で起きている劇的な変化に迫るというもの。

ディカプリオ氏は作品の中の演説で、こんな言葉を残している。

俳優として人生を演じる私は、架空の人物に扮し、架空の問題を解決します。人類は気候変動をそんな風に見ていたのではないでしょうか。

物語が進むと、ディカプリオ氏はバラク・オバマ前アメリカ大統領やローマ教皇などと次々に面会し、環境問題について言葉を交わす。

地球が危機的な状況に晒されているという現状を踏まえ、今を生きる私たちが個人として、そして社会の一員として取るべき行動とは何か。

作品を通して、改めて考える機会を与えてくれる。時間にして96分。ドキュメンタリーを普段はあまり見ないという人にこそ、見て欲しい1本だ。

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Source: ハフィントンポスト
【アースデー】ディズニーで「地球環境」を考える。名優ディカプリオがドキュメンタリーで訴えたこと

Haruka Ogasawara