■西側陣営最前線、西ドイツに配備された「諸刃の剣」
「最後の有人戦闘機」――かつてそう呼ばれた戦闘機がありました。1954(昭和29)年に初飛行した、ロッキードF-104「スターファイター」です。
実は、開発元のアメリカでは「最後の有人戦闘機」と呼ばれた記録はなく、その意味するところも諸説あり、さらには日本発祥のニックネームなのではないかという説もあるようですが、F-104は史上初のマッハ2級戦闘機としての高性能もさることながら、いろいろな意味で「最後の有人戦闘機」と呼ばれていたことを信じたくなるような、エピソードに事欠かない存在です。
F-104を最も多く導入した国は、東西冷戦における「西側」の最前線であった西ドイツでした。西ドイツでは空軍と海軍に配備され、実に916機を調達(ほぼF-104G)。そして様々な意味で多くの伝説を残しており、なかでも「ZELL(ジール)」と「ニュークリアシェアリング」は、背筋が凍り付くようなものでした。
言うまでもなく、飛行機を飛ばすには「飛行場」の存在が欠かせません。しかしながら、飛行場はどうしても面積が大きくなり、動かすこともできません。よって、特に滑走路は、戦争となれば真っ先に潰される運命にあります。たとえば第2次世界大戦の独ソ戦では、ドイツ自身がソ連の飛行場を航空攻撃によって奇襲し、ほぼ壊滅させています。
皮肉なことに、「第3次世界大戦」が勃発した場合、西ドイツは、ソ連を盟主とするワルシャワ条約機構軍による最初の一撃で、自国飛行場が無力化されてしまうことを真剣に恐れていました。そしてその解決策となる手段として、ZELLの実用化を目指したのです。
「ZELL」とは「ゼロ距離射出」の頭文字をとった言葉であり、F-104Gの胴体に補助ロケットブースターを取り付け、約20度上方へ打ち出すことによって、滑走距離ゼロで離陸するという画期的なアイディアでした。ZELLならば飛行場が潰されようとも関係なく、国土のどこからでも出撃することができます。
■ZELL+核爆弾で想定された作戦とは?
そしてもうひとつの「ニュークリアシェアリング」は、核兵器(ニュークリア)をアメリカから借り受け共有(シェア)するという、米独の取り決めのことです。ニュークリアシェアリングによって、西ドイツはアメリカの管理下ながら、事実上の核保有国となることができました。ZELLとニュークリアシェアリングによって想定された作戦は、おおむね以下の通りです。
F-104Gは、最大1メガトン(広島型原爆の約50倍)の核出力をもつB43水素爆弾を1発搭載します。そして地上の射出機(ランチャー)に固定され、エンジン出力をアフターバーナー最大とし補助ロケットブースターを起動。射出後、ロケットは約8秒間燃焼し、この間2Gの加速によって自力で飛行可能な速度、約550km/hに到達します。
燃焼終了後はロケットブースターを切り離し、敵のレーダー探知を避けるため高度は上げず、山や地平線の影を利用する「地形追随飛行」によって約1000km/hで巡航、標的接近前に急上昇し、爆弾を放り投げるように投下する「トス爆撃」を行います。トス爆撃は爆撃精度に劣る欠点があるものの、核兵器であれば威力が大きいのでこれをほぼ無視できますし、山なりの弾道で飛翔するため、投下後に危害半径から離脱・帰還する時間的猶予を得られます。
続きはソースで
栄光、な
今なら簡単に撃ち落とされそうな攻撃だな
戦術は建前に過ぎず実質内容は核特攻ですよ
やったら折れちゃうらしよ??
M1と書いてあるから、それなら可能だろう!!
SAM配置してればな?
全てのVAが同時にカバーできるとでも?
都市攻撃も含めたら穴だらけだぞ?
F-104の最高速度がマッハ2だといっても高高度での話
空気の密度は高いほど低くなるので高速を発揮できる
その逆で低空では抵抗が大きくなるので
マッハ2を謳う戦闘機でもその半分のマッハ1がせいぜい
ところでマッハ2が最高速度と言われるF-104だが本当のところ、こいつの最高速度などだれも知らない
それ以上で飛べるのだが
マッハ2以上で飛ぶと、空気との摩擦熱で高温になり機首から蝋燭のように溶けだすといわれているのだ!
キャノピーの耐熱性で制限だよ
消費税増税を予算にしよう
社会保障=障害者特権 犯罪者特権なんて減らして構わない
日の本には、宇宙戦艦ヤマトの波動砲がある
どこの海底に居るかは企業秘密バイ
福一が有る。
大場久美子でも乗せるのか。
そのネタ・・・・判る人、いるのかな・・・・w
メテオさん・・・・か
>>15
デハビランドでもいいですか
ウルトラマンレオか
地球SOSのスカイナイトのデザインは
まんまコレのパクリだよな
Source: みじかめっ!なんJ
【軍事技術】核兵器搭載 いまはあり得ない? 冷戦期、西ドイツが考えたF-104「スターファイター」幻の運用計画