無料のパスワード管理ソフトウェア「KeePass」は、プラグインを導入することでGoogle Driveによるパスワード同期が可能になるなど、その機能を強化することができます。無料の「KeePassRDP」は、KeePassのアカウント情報を使ってリモートデスクトップへのアクセスを可能にするKeePass用プラグインです。
無料のパスワード管理ソフトウェア「KeePass」は、プラグインを導入することでGoogle Driveによるパスワード同期が可能になるなど、その機能を強化することができます。無料の「KeePassRDP」は、KeePassのアカウント情報を使ってリモートデスクトップへのアクセスを可能にするKeePass用プラグインです。
iSnackyCracky/KeePassRDP: KeePassRDP is a plugin for KeePass 2.x which adds multiple options to connect via RDP to the URL of an entry.
https://github.com/iSnackyCracky/KeePassRDP
リモートデスクトップとは、RDPやVNCといった、リモートPCのデスクトップ画面をローカルPCの画面に表示するシステムのこと。リモートデスクトップ接続を行うためには「リモートPC側のユーザーIDとパスワード」が必要であり、一般的なリモートデスクトップクライアントでは、以下のような認証画面が表示されます。
KeePassRDPは、こうしたリモートデスクトップの認証にKeePass上のアカウントを利用できるプラグインです。KeePassRDPはGitHubにて配布されており、リリースページからZIPファイルでダウンロードすることができます。なお、記事作成時点での最新バージョンは1.12.0です。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、「KeePassRDP.plgx」を取り出します。
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取り出したファイルをKeePassのプラグインを格納するフォルダにコピー。KeePassのインストール先を変更していなければ、Windowsでは「C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe 2\Plugins」が対象のフォルダとなります。
ファイルをコピーしたらKeePassを起動し、「Tools」から「Plugins」をクリック。
「KeePassRDP」がプラグイン一覧に表示されていれば、インストールは完了です。
KeePassRDPを使ってリモートデスクトップ接続を行うため、まずはKeePassのウィンドウ上で右クリックし「Add Entry」から新しいエントリを追加します。
タイトルはエントリの名前、ユーザーネームとパスワードはリモートデスクトップ接続に使用するアカウントのもの、URLは接続先のIPアドレスとRDPのポート番号を指定します。入力が完了したら「OK」をクリックし、エントリを保存。
先ほど保存したエントリを右クリックし「KeePassRDP」から「Open RDP connection」をクリックすると……
Windowsの「リモート デスクトップ接続」が起動し、RDPによるリモートデスクトップ接続を行うことができました。アカウント認証には先ほど登録した情報が利用されるため、ユーザー名やパスワードを入力する手間が省けます。
また、KeePassRDPは管理者権限でのアクセスや、証明書の確認をスキップするオプションも存在しています。
KeePassRDPの各種設定は「Tools」の「KeePassRDP Options」から行えます。
「CredPicker options」では、KeePassのアカウント情報をリモートデスクトップ接続に引き渡す際の設定を行うことができます。
「Mstsc options」では、リモートデスクトップ接続に関する設定が可能。フルスクリーン表示をデフォルトにするといった設定を行えます。
「Credential options」は、証明書の有効期間に関する設定を行うことができます。
高解像度のモニターを使っている場合は、The Powder Toyを高解像度版に切り替えるように求められるので「Confirm」をクリックして高解像度版に切り替えます。
続いて、ファイルのロードやセーブのためにThe Powder Toyをインストールする許可を求められるので、「Confirm」をクリック。
インストールが完了したら「Dismiss」をクリックしてゲームを始めます。
The Powder Toyは物理演算が効いた空間の中に砂や炎などを出現させるというゲーム。画面右側にはカテゴリの一覧が、画面下部には選択したカテゴリに属するエフェクトの一覧が表示されています。
Powders(パウダー)カテゴリでは、「SALT(塩)」や「SNOW(雪)」、「DUST(ちり)」などの粒子を出現させることが可能。それぞれのエフェクトを選択してから画面をクリックすると、クリックした位置に各エフェクトが出現します。エフェクトには物理演算がかかっているため、呼び出した「DUST」はこんな感じでファサーッと粉が舞い落ちていきます。
Explosives(爆発物)カテゴリでは、「IGNC(Ignition cord:点火)」「C-4(C-4爆薬)」「FIRE(炎)」などの爆発に関連するエフェクトを選択可能。 ここで「C-4」を設置してから「FIRE」の炎を近づけると……
C-4が炎に反応して爆発が発生。The Powder Toyではこのように、それぞれのエフェクトを反応させてみることができます。
伝導体である「METL(Metal:金属)」を設置してから、「LIGH(Lightning:雷)」のエフェクトを近づけると電気を流すことも。
いろんなエフェクトの反応を試して画面がゴチャゴチャしてきたら、画面下部の「Erase everything」をクリックすると、画面上の全てのエフェクトを消去することができます。
さらに、The Powder Toyでは世界中のプレイヤーが作った作品データを読み込むこともできます。まずは、画面左下の赤枠で囲まれたアイコンをクリック。
すると、世界中のプレイヤーがアップロードした作品の検索画面が表示されます。読み込みたい作品をクリックすると……
作品の画像や作者の説明、作品に対するコメントなどが表示されます。左下の「Open」をクリックすると作品のデータを読み込むことができます。
読み込んだ作品は閲覧するだけでなく、自分でエフェクトを動作させたり追加したりすることも可能。
公開されている作品は多種多様で、以下のような地下工場や高層ビルを再現した力作や……
動作するCPUを完全再現した作品もありました。The Powder Toyでは100種類以上のエフェクトが使用可能で、アイデア次第でさまざまな作品を作ることができます。
Source: ギガジン
無料でKeePass上のアカウントから直接リモートデスクトップ接続を行える「KeePassRDP」レビュー
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