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オバマ前大統領は10月29に公開されたポッドキャストで、大統領在任中に女性から受けた「少し不適切な」視線と、その中で道を踏み外さず進むことができた理由を語った。
63歳のオバマ氏はポッドキャストのインタビューで、自身のスターダムを認めつつ、「ファン」ができたからといって調子に乗るようなことはなかったと話した。
共演した3人の元NFL選手の1人、チャニング・チャウダー氏は自身の経験を振り返り、「NFLにドラフトされた後は、自分の魅力が増したようだった」と語り、オバマ氏にこう尋ねた。
「女性たちは、あなたを見て叫んだりしました?だって、あなたはそもそもイケメンだけど、それがイケメン大統領になったんだから」
するとオバマ氏は「まず、ミシェル(妻)がこれを見るかわからないけど…」と述べた上で、こう語った。
「君たちNFL選手やアスリートは多くの場合、若くして有名になる。その時期なら、君らが言うような注目は嬉しく楽しいものかもしれない」
「でも私の知名度が上がってきた頃、もう私は43歳だったんだ。結婚して、2人の子どもがいて、スーパーで買い物をしたり洗車をしたりする生活を送っていた。そういう意味で、普通の男だった」
オバマ氏は1992年にミシェル夫人と結婚。2008年に大統領選に圧勝し、ホワイトハウスに移り住んだ時には2人の娘たちは10歳と7歳だった。当時オバマ氏は47歳で、アメリカで最も若い大統領の1人に、そして初の黒人大統領になった。
「その頃には、そうした注目を浴びても調子に乗ったりはしなかったよ。女性が少し不適切な行動をとったことはある。インターネットに写真が上がっているが、女性にお尻を掴まれたことがある。当時私は大統領だったのに」
シークレットサービスが介入しなかったことについては「女性たちが高齢だったから、地面に押し付けたりはしないだろう」と付け加えた。
いずれにせよ、そうした環境の中でも彼が地に足をつけて進めたのは、家族のおかげだという。
「妻はとても素晴らしい女性でありパートナー。だから私は、真っ直ぐ前を見て、足を踏み外さないようにするんだ。あと、子どもは人生を変える。子どもを失望させるようなことは、考えたくもない」
オバマ前大統領はこの数週間、間近に控えた大統領選挙を前に、トランプ氏と接戦を繰り広げているカマラ・ハリス副大統領の応援に奔走している。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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