灘校LEGO同好会、本格的すぎる作品を生み出してしまう「レゴ公式から制作依頼くるレベル」と反響

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文化祭のために作られたLEGO作品が「仕掛けが本格的すぎる!」とXで話題になっています。

投稿したのは、灘中学校・高等学校LEGO同好会@nadalegoclub)。5月2日から3日に開催された第78回灘校文化祭「ODYSSEY」にて、展示されたメイン作品『自動販売機』の画像を投稿しました。缶もLEGOで作られており、誰もが知っている炭酸飲料が並んでいます。

さらに初の動作を組み込んだメイン作品だそうで、ボタンを押すと実際に缶が出てくる仕掛けが…!

灘校LEGO同好会 (@nadalegoclub) on X
今年のメイン作品、『自動販売機』です! 初の動作をくみこんたのメイン作品で、ボタンを押すと実際に缶が出てきます! 筐体ではなく全てテクニックパーツと輪ゴムのみで動かしています! ぜひ高校3-3,4のLEGO同好会にお越しください!

 コメント欄には「これ動くの!?すごいな」「文化祭に実際に行った人が動画あげてたけどまじで本格的だった」「レゴ公式から製作依頼が来そうなレベル」「これ中高生が作ったって天才すぎん?」と反響が集まりました。

ハフポスト日本版は、灘中学校・高等学校LEGO同好会に話を聞きました。

普段の活動はとてもゆるく個々人で作品を作ったりゲームをしたりしているというLEGO同好会。文化祭と「JBF」と呼ばれるLEGOの祭典の前だけは全員で集まって、一つの作品を作っているといいます。

自動販売機の作品についても、自動販売機本体や側面のロゴ、缶などパーツに応じて複数人で設計し、制作したといいます。

自動販売機を作ろうと思った経緯について「世界遺産などの固有のものが大方作られ、次の大型作品をなににするか迷った際、小学生の頃ハイチュウの自動販売機を作っていたのを思い出し、原点回帰として缶まで本気で再現した作品を作ろうと考えたのがきっかけ」だそうです。

特に意識した点は、「缶を見て何の缶なのか分かるようにすること」「釣銭のオレンジ色のレバーの独特な形状を本来はブロックを外すためのパーツで見立てたこと」とのこと。

反響に対して「素直にありがたいと思っています。夏休み中設計していましたし、内部の機構を部員たちと試行錯誤した苦労が報われたように思います」と話していました。

https://twitter.com/nadalegoclub/status/1788102704860140000?ref_src=twsrc%5Etfw

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Haruka Kamiura