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統一地方選挙を控え、選挙カーが子どもの寝かしつけを妨げているという悩みを打ち明けたタレント・沙綾さんのツイートが話題になっている。
沙綾さんは4月4日、Twitterで「赤ちゃんの寝かしつけ中に、大音量で名前を連呼している選挙カーが家の横を走ると、はぁ…と思うのは私だけでしょうか。やっと寝てくれたと思ったら、選挙カーで起きる。世の中のお母さんたち、どうしてる?」とツイートした。
このツイートのコメント欄には子育て中とみられる人たちから共感の声が多数寄せられた。「マンションの入り口の所で長々とやられるから寝ないし泣くしで精神的にやられる」「寝かしつけをやり直しでイライラ」「今だにこんなんが効果ある社会が残念」といった声が実際に寄せられた。沙綾さんは「でも今の時代選挙カーってどの程度効果あるん?」と選挙カーによる投票行動の喚起効果を疑問視した。一方で、選挙カーに肯定的な意見もある。皆さんは「選挙カー」に対してどんな考えをお持ちだろうか。
賛否両論の選挙カー。実はルールがあることをご存知だろうか。NHKの公式サイトは以下のように紹介している。
・運動は公示日(告示日)から投票日前日午前8時〜午後8時
・選挙カーの走行中は「連呼行為」のみ
・車を止めれば演説もできる
・学校や病院などの周辺では静穏を保持するよう務める
ネガティブな意見も寄せられている選挙カーだが、一方では「耳だけで政策が分かる」「候補者を知ることができる」という賛成の声もある。
ちなみに、公職選挙法では特に住宅街を走る際の特別な規制はなく、連呼行為も認められている。Twitterでは子育て世代だけではなく、夜勤で日中に休憩をとっている人や仕事中に会議をする人からも悩む声が見られ、選挙活動のあり方の見直しが求められている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
選挙カーの音で「子供が起きる。世の中のお母さん、どうしてる?」あるツイートが共感の嵐「精神的にやられる」の声も