野球の世界一を決める2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が3月8日に開幕した。
今大会の野球日本代表・侍ジャパンのメンバーは「過去最強」とも言われる布陣。現役のメジャーリーガーと国内のスター選手が共闘し、14年ぶりの世界一奪還を目指す。
“投打二刀流”の活躍でメジャーリーグの歴史に新たな1ページを刻んだ大谷翔平選手(エンゼルス)やベテランのダルビッシュ有投手(パドレス)、日系アメリカ人2世として初めて日本代表入りしたラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)ら「海外組」に加え、昨シーズン最多本塁打記録を塗り替えた村上宗隆選手(ヤクルト)や史上最年少で完全試合を達成した佐々木朗希投手(ロッテ)など、国内組も選手層は厚い。
大会の概要や侍ジャパンの試合日程、放送(配信)時間を改めて整理する。
WBCは予選(1次ラウンド)を4つのPOOLに分かれて戦う。各POOLの上位2チームが「準々決勝」へと駒を進める。POOL「B」の日本代表は中国・韓国・チェコ・オーストラリアと同組だ。
POOL「B」の最大のライバルは、やはり過去にも死闘を繰り広げてきた韓国。韓国もチームに現役のメジャーリーガーを擁している。ダルビッシュ投手の同僚パドレスの金河成(キム・ハソン)選手とヌートバー選手の同僚カージナルスのトミー・エドマン選手の2人に注目が集まる。
初戦の中国戦では大谷選手が先発し、打者としても出場する見込みだ。
その他のPOOLは、以下の通り。
POOL「A」
チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ
POOL「C」
アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス
POOL「D」
プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア
日本が勝ち進んだ場合、メジャーリーグのスター選手がチームを牽引するアメリカやドミニカ・キューバなどが手強いライバルとして立ちはだかりそうだ。
「1次ラウンド」の日本代表の試合日程と放送(配信)時間は、以下の通り。日本の初陣は9日だ。
3月9日 日本代表vs中国代表(先発投手:大谷翔平)
【放送】TBS系列、【配信】Amazonプライムビデオ
※ともに午後6時~(プレイボールは午後7時)
3月10日 日本代表vs韓国代表
【放送】TBS系列、【配信】Amazonプライムビデオ
※ともに午後6時~
3月11日 日本代表vsチェコ共和国
【放送】テレビ朝日系列(午後6時半〜)、
【配信】Amazonプライムビデオ(午後6時〜)
3月12日 日本代表vsオーストラリア代表
【放送】テレビ朝日系列(午後6時34分〜)
【配信】Amazonプライムビデオ(午後6時〜)
SNSでは野球ファンの間で先発投手やスターティングオーダーの予想が盛り上がっている。日刊スポーツは1次ラウンドで大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希、山本由伸投手の登板を予想している。
大谷翔平選手については“投打二刀流”での出場で注目されている。
【投手】
11 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
12 戸郷翔征(巨人)
13 松井裕樹(楽天)
14 佐々木朗希(ロッテ)
15 大勢(巨人)
16 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
17 伊藤大海(北海道日本ハム)
18 山本由伸(オリックス)
20 栗林良吏(広島)
21 今永昇太(横浜DeNA)
22 湯浅京己 (阪神)
26 宇田川優希(オリックス)
28 高橋宏斗(中日)
29 宮城大弥(オリックス)
47 高橋奎二(東京ヤクルト)
【野手】
─捕手─
10 甲斐拓也(ソフトバンク)
24 大城卓三(巨人)
27 中村悠平(東京ヤクルト)
─内野手─
1 山田哲人(東京ヤクルト)
2 源田壮亮(西武)
3 牧秀悟(横浜DeNA)
7 中野拓夢(阪神)
25 岡本和真(巨人)
33 山川穂高(西武)
55 村上宗隆(東京ヤクルト)
─外野手─
5 牧原大成(ソフトバンク)※追加招集
8 近藤健介(ソフトバンク)
9 周東佑京(ソフトバンク)
23 ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)
34 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
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WBC2023、野球日本代表・侍ジャパンの試合日程・放送(配信)時間は?大谷翔平、ダルビッシュ有らが世界一目指す