テスラの「サイバートラック」について、生産の大幅な遅れや高額化などが報告されています。
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テスラのサイバートラックは登場当初、その角張った斬新な形状で話題となりました。しかし、開発が進むにつれて、特徴が薄れ、見た目がどんどんダサくなっているという指摘も挙げられています。
◆ エッ、ダサい…テスラ「サイバートラック」の開発状況が残念すぎるさらに、生産も遅れに遅れています。テスラCEOのイーロン・マスクは第4四半期決算説明会の中で、サイバートラックが昨年の約束通り、2023年半ばに生産目標を達成するかどうかを尋ねられました。マスクは、サイバートラックの製造が「今年の夏のいつか」に開始されることを確認しましたが、最終的には大量生産は「2024年まで始まらない」と結論付けました。
同氏は「私はいつも生産開始を軽視するようにしている」と述べており、生産は「指数関数的に増加」するものの、「最初は非常に遅い」としています。
サイバートラックはもともと2019年に発表されて以来、何度も生産が延期されてきました。当初は2021年末に量産試作が開始される予定だったものの、パンデミックの影響で延期されました。その後、1年前の予想では生産が2023年のいつかになる予定でしたが、今回それがさらに延期された形です。
またマスクは昨年、投資家に対し、サイバートラックの仕様と価格は「異なるものになる」(つまり、より高価になる)と語っていました。登場が遅れて価格が高額化するというのは、心待ちにしているファンにとって嬉しいニュースではないでしょう。
「The Verge」によれば、業界の専門家は、サイバートラックはタイムラインを早める必要があると警告しているとのこと。
「サイバートラックは、F-150ライトニング、GMCハマーEV、リビアンR1T、そしておそらくシボレーシルバラードEVとRAM 1500 EVが背後に続く中で、EV市場のますます混雑する部門を打つことになります」とEdmundsエグゼクティブディレクター、ジェシカ・コーウェル氏はThe Vergeへの電子メールで述べています。「テスラの欠点は、サイバートラックがほとんど古いニュースのように見えるということです」
登場当初こそ注目されたサイバートラックですが、今やEVピックアップトラックは数多く発表されており、サイバートラックの存在感は薄れてきています。特に最初の期待値が高かっただけに、発売までにはこれまでの噂を吹き飛ばすような高いクオリティの実現が求められそうです。
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ダサい・高い・遅い…サイバートラックの残念な現状