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寒い冬に欠かせないエアコン暖房。こまめに電源を切るよりも、つけっぱなしがお得だって知っていますか?
またエアコンは部屋の中の空気を吸い込んで暖かくして部屋の中に戻す仕組みで、汚れた空気などを部屋の外に出すためにも、使う時はこまめな換気が必要。
では窓を開けて換気する際は、エアコンを「つけっぱなし」にするのと、こまめに電源を入り切りした場合、どっちが電気代を節約できるのでしょうか。
空調メーカー・ダイキン工業が実験結果を公開しています。
実験では、冬の7:00~23:00に30分に1回、5分間窓を開けて換気した時に、エアコンの電源を小まめに入り切りした場合と、つけっぱなしにした場合の消費電力量を調査しました。
その結果、電源を小まめにオン・オフした時の消費電力量は4.02kWh、つけっぱなしにした時は3.48kWhで、エアコンをつけっぱなしにした方が消費電力量は少なくなりました。
電気代に換算すると、1日で約14.5円下がったことになります。ダイキン工業は「室内の温度の推移を見ても、エアコンをつけっぱなしにした方が暖かく、窓開け換気をしても快適に過ごせそうです」としています。
また冬の7:00~23:00に30分に1回、5分間の窓開け換気を実施した上で、加湿空気清浄機による加湿をした場合と、しない場合の室内の湿度変化についても調査。
結果、「加湿あり」では全時間帯を通じて、冬の室内湿度として推奨されている40%以上を概ね保つことができることがわかりました。窓開け換気の最中も加湿器などを使うことで、乾燥対策に効果があるといえそうです。
ダイキン工業は、「加湿しながら暖房すると、体感的に暖かく感じられるため、加湿なしで暖房するときより低い設定温度でも快適に過ごすことができます。寒くならない程度に設定温度を下げれば、冬でも省エネにつなげることができます」としています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
エアコン暖房の電気代、換気をする時も「つけっぱなし」がお得って本当?節電に、ダイキン工業の実験結果が参考になる