北極圏のノルウェー・トロムソから発信される三毛猫さんの投稿が「かわいい!」と話題になっています。Twitter『Kazu.net@norway』ではフォロワー数1.3万人、Instagram『walkingthenorth』ではフォロワー数1,500人。世界中から大変注目を集め、22.1万いいねを獲得した投稿も。今回はSNSユーザーを楽しませてくれている三毛猫さんの毎日をトロムソの大自然とともにご紹介します。
目次
- 1. トントントン! おーい開けてニャー!
- 2. 雪のない時期ではハイジャンプで帰宅
- 3. 外から窓を見たら、あらステキ
- 4. ところで、IPAさんのいるノルウェーってどこ?
- 5. 北極圏と聞いて何を思い浮かべる?
- 6. ドローンが飛ばせる投稿主さん、上空からの景色も素晴らしい!
- 7. 飼い主ご夫妻はこの地で観光業を。犬ぞりのワンコが60頭も!
- 8. IPAさんは自然を満喫しているんですね!
- 9. 家の中では猫だけのはずだが……部屋にワンコを連れ込んだらどうなる?
- 10. 投稿主がおびえる極夜とは?
- 11. 春になったら光をたくさん浴びにお散歩へGO!
- 12. 家族が一人増えてさらに賑やかに
- 13. 息子ちゃんの成長とともにご家族の変化が楽しみ!
トントントン! おーい開けてニャー!
外は雪。白い手袋をした猫が「開けて」とノックしています。北極圏ノルウェーのトロムソで暮らしている三毛猫のIPA(いっぱ)さん。
これ、ドアかと思ったら窓ですって。お散歩タイムが終わったのでしょうか。早く開けてほしそうに首を伸ばしてますね。
雪のない時期ではハイジャンプで帰宅
1.3mも飛び上がって窓をバーン! 「帰ったにょ窓開けて!」と圧が強めなご帰宅です。猫が必死の形相で窓に飛びかかってきたら、かわいいけど怖い!
投稿主さんも「ゾンビ映画みたい、肝が冷える」ですって。やっぱりね。
外から窓を見たら、あらステキ
赤い壁に緑と白の木枠の窓、そこにかわいい三毛猫がちょこん。北欧の住宅って素朴で明るい雰囲気があって日本でも人気ですよね。筆者の家にもこんな窓があればいいのに。
ところで、IPAさんのいるノルウェーってどこ?
ノルウェーは北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置し、東はロシア、フィンランド、スウェーデンと国境を接し、西は大西洋に面しています。
南北に長い国土で北部の大半が北極圏。11月~3月は氷点下の厳しい寒さになって、最低マイナス40度を記録するような地域もあるそうですよ。
北極圏と聞いて何を思い浮かべる?
日本からオーロラを見に行くツアーもありますよね。他にはホッキョクグマ、アザラシ、ザトウクジラにトナカイに……。動物たちが極寒の中たくましく生きているイメージです。
ドローンが飛ばせる投稿主さん、上空からの景色も素晴らしい!
時々、高い所からご自宅や犬ぞりの様子などをドローンで撮影して投稿している投稿主さん。広々とした自然の風景に吸い込まれそうです。
飼い主ご夫妻はこの地で観光業を。犬ぞりのワンコが60頭も!
IPAさんの飼い主夫妻は観光業を営んでいて犬ぞりのワンコを60頭も飼育しているそうです。投稿を始めた当初はワンコがメインだったのに、2020年6月にIPAさんが登場して以来すっかりニャンコのアカウントになったのだそう。
せっかくなのでワンコがメインだった証拠をここに載せておきます。
IPAさんは自然を満喫しているんですね!
最近の日本では猫を屋内で飼うのが主流ですよね。交通事故にあったり、よその敷地で粗相をしたり、喧嘩によって感染症がまん延したり……。諸事情あって外でのびのびさせられないですね、かわいそうだけど。
トロムソでも野生動物などの危険があるとは思いますが、IPAさんのクリクリした目を見ていると自然を満喫している感じが伝わってきます。
家の中では猫だけのはずだが……部屋にワンコを連れ込んだらどうなる?
犬ぞりのワンコたちは外の犬舎で暮らし、猫のIPAさんだけ家の中に出入りできるようです。しかし事件は起きました。
1. ある日、ご主人がワンコを部屋に連れ込んでラブラブ。
2. そこへ異変を感じたIPAさん登場。
筆者は浮気現場を見ているようでドキドキ(笑)。
3. ベッドの下に潜り込みラブラブ現場をうかがうIPAさん。ワンコは気づかずご主人に撫でられてうっとり。
4. 「ハッ」遂に視線がぶつかり合う二匹。ちょっとご主人、余裕で寝っ転がってる場合じゃありませんよ!
5. 結果はIPAさんの勝利。ご主人の奪還成功! ワンコはびっくりしすぎて目が点に。ベッドの端っこで呆然としている姿に筆者は心が痛みます。
猫、強ぇぇ。
投稿主がおびえる極夜とは?
投稿をあちこち見ていると「来るべき極夜にそなえて」というフレーズが気になりました。投稿主のKazuneさんは日本出身の女性でノルウェーに暮らし始めて年数も浅く、極夜が来るのを身構えているようです。
極夜ってなんとなくわかるけど、なに?
調べてみたところ、極夜(きょくや、英語: polar night)は日中でも薄明るいか太陽が沈んだ状態が続く現象のことを言いまして、厳密には太陽の光が当たる限界緯度である66.6度を超える南極圏や北極圏で起こる現象なのだそうです。
薄暗い昼と闇夜がしばらくの間続くわけか……。昼行性の動物にはなかなかしんどそう。身体って光を浴びることでサーカディアンリズムが整い、体温、血圧、睡眠やホルモンがうまく働くようにできてますからねぇ。
夜行性の猫もさすがに一日中夜ってのはどうなんでしょうか。猫は「寝子」とも言われるだけにひたすら寝てる?
春になったら光をたくさん浴びにお散歩へGO!
3月になると極夜も明けて雪が太陽に照らされキラキラ輝きます。暗い間あまりできなかったお散歩も解禁ですね。IPAさんも嬉しそうにトラクターや木の枝や丸太の上から敷地をパトロールしています。
家族が一人増えてさらに賑やかに
2022年4月にはご夫妻に息子ちゃんが生まれて子育てが始まりました。IPAさんも子守を手伝ったりするのかな?
あああ、やっぱり赤子は苦手なのか。猫の都合なんて考えてくれないもんね。一緒に遊ぶにはハードな相手だよねー。
この顔を見たユーザーの反応は……。
「絶望感満載の顔してて可愛い」
「猫とか犬って意外なほど顔に出ますね」
「目のハイライトが消えてる」
「確かに虚無」
「悟りの境地」
「猫が猫の手を借りたい様子」
筆者はガンバレとしか言えない……。
息子ちゃんの成長とともにご家族の変化が楽しみ!
北極圏の景色の移り変わりと、これからのご家族の様子が気になりますね。
息子ちゃんが成長するにつれ、IPAさんやワンコたちとどんな関係になっていくのでしょうか? 2023年も引き続き投稿が楽しみです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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窓をノックして「開けてニャー!」と言ってきたのはまさかの猫!? 北極圏のトロムソで暮らす三毛猫さんとは?