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新型コロナ感染が3分で判明。アメリカ当局が初の呼気検査器を承認

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従来の新型コロナウイルス検査会場 アメリカ・ニューヨーク(2022年3月10日)従来の新型コロナウイルス検査会場 アメリカ・ニューヨーク(2022年3月10日)

アメリカ食品医薬品局(FDA)が、新型コロナウイルスを検出する初の呼気検査器を承認した。

FDAは4月14日、呼気サンプルからコロナ感染を検出する「InspectIR COVID-19 Breathalyzer」の緊急使用認可を発効すると発表した。この検査では、3分以内に結果が分かるという。

これまで広く利用されている検査方法は、鼻腔を綿棒でぬぐいそのサンプルを検査するもので、結果を得るには数分(家でもできる抗原検査)から数日(PCR検査)を要した。

「今日の承認は、新型コロナウイルスの診断テスト開発のために起こっている急速な技術革新の一例です」とFDAの機器・放射線保健センターのディレクターであるジェフ・シューレン氏がFDAの声明で述べた。

彼は、この技術革新が現在のパンデミックに役立ち、「次の公衆衛生における緊急事態に対し、アメリカはより良い準備体制ができる」と加えた。

2000人以上を対象とした研究では、検査の感度(陽性サンプルを正しく識別する確率)は91.2%、特異度(陰性サンプルを正しく識別する確率)が99.3%だった。

臨床試験は2020年に開始されたが、この検査器はオミクロン変異株でも検査済みだとFDAは述べた。

FDAによると、この呼気検査機器は機内持ち込み手荷物ほどの大きさで、医療従事者が病院やクリニック、移動型検査場で使用できるという。

アメリカではオミクロン株BA.2系統による感染が急増しているが、今のところ感染者数は冬の大流行時に比べると遥かに低い。このウイルスによる入院や死亡から身を守る最善の方法はワクチンであることは未だ変わりない。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
新型コロナ感染が3分で判明。アメリカ当局が初の呼気検査器を承認

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