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「次のスティーブ・ジョブズ」だと期待されていた女性起業家のとんでもない正体

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大学を中退して19歳で起業、黒いタートルネックに身を包む女性、エリザベス・ホームズは「次のスティーブ・ジョブズ」として注目されていました。

彼女が起業した医療ベンチャー企業「Theranos」は、2014年6月には時価総額約800億ドル(約10兆円)を達成。Theranosの血液検査は革命的であり、医療業界を永遠に変える突破口を開いたと賞賛されていました。しかし、順調にみえたこの企業の裏側は、嘘にまみれたものだったのです。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:ColdFusion ,The Verge ,abcnews

「次のスティーブ・ジョブズ」とまで期待された女性起業家、エリザベス・ホームズの過去


エリザベス・ホームズは1984年、ワシントンD.C.で生まれました。母親のノエルは、かつて国会議事堂で政策補佐官を務めていた人物で、父親のクリスチャン・ホームズ4世は、多くの政府機関に勤務していた優秀な人物です。

父のクリスチャン・ホームズ4世は、フライシュマン・イースト社を設立して大成功を収めたチャールズ・ルイス・フライシュマンの子孫でもありました。ホームズ家はこの先祖の成功を誇りに思っており、これは彼女に大きな影響を与えたと考えられています。


実際、ホームズが9歳か10歳のとき、親戚に「大きくなったら何をしたい?」と親戚に聞かれ、「億万長者になりたい」と即答したという逸話があります。親戚が「大統領になりたいんじゃないの」と聞くと、彼女は「いいえ、私が10億ドル持ってれば、大統領は私と結婚してくれるわ」と言ったそうです。

彼女は優秀な学生で、高校卒業後にはシリコンバレーの中心であるスタンフォード大学に入学。スタンフォード大学は世界で最も成功した起業家を輩出した場所として知られており、卒業生にはグーグル創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン、PayPal創業者のピーター・ティールなどがいます。

スタンフォード大学の医学部教授であるフィリス・ガードナー博士は、大学1年生の時に、エリザベス・ホームズがあるアイデアを持ちかけてきたことを覚えているといいます。


そのアイデアとは「指先から採取した数滴の血液から、膨大なデータを得る」という革新的な血液検査の技術でした。ガードナー博士は「そのアイデアはうまくいくとは思えない」と話したそうですが、彼女はただ瞬きをし、うなずいて帰っていったそうです。

まさか、このアイデアがシリコンバレーを激震を起こす大規模な詐欺に繋がるとは、この時は誰も想像しなかったでしょう。

オリジナルサイトで読む : AppBank
「次のスティーブ・ジョブズ」だと期待されていた女性起業家のとんでもない正体

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