スタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』(2001年公開)が、1月7日午後9時からの金曜ロードショー(日テレ系)で放送されます。
10歳の少女が、様々な出会いと経験を通して生きる力に目覚めていく姿を描いた、宮崎駿監督のファンタジー超大作。アカデミー賞長編アニメ映画賞や、ベルリン国際映画祭の「金熊賞」などにも選ばれ、今なお高い人気を誇っています。
ある日突然、神々が集う油屋で働くことになる千尋、謎の少年ハク、魔女の湯婆婆…。個性豊かなキャラクターたちは作品の魅力の一つです。
登場キャラクターたちの声を担当したのは誰?写真とともに、一挙紹介します。
物語の主人公・千尋を演じたのは柊瑠美さん。柊さんは、『崖の上のポニョ』『コクリコ坂から』など多くのジブリ作品で声の出演をしています。
ハク役には、入野自由さんが抜擢されました。入野さんは『おそ松さん』『機動戦士ガンダム00』などでも声優を担当したほか、舞台でも活躍しています。
油屋を取り仕切り、圧倒的な存在感を放つ魔女・湯婆婆は夏木マリさんが演じました。夏木さんは、湯婆婆の双子のきょうだいで宿敵でもある銭婆の声も担当しています。
街の屋台で勝手に飲食をしたことで、湯婆婆から豚に変えられてしまう千尋の父と母。声優は、それぞれ内藤剛志さんと沢口靖子さんが務めました。
わがままだけど憎めない、愛嬌たっぷりの坊は、神木隆之介さんが演じました。子役時代から注目を集めた神木さん。多数の映画やドラマに出演しています。俳優の新垣結衣さんとともに、山崎貴監督最新作『GHOSTBOOK おばけずかん』(2022年7月22日公開)に出演することが決まっています。
油屋で奔走する千尋を何かと助けてくれるリンは、玉井夕海さんが声優を務めました。玉井さんは映画『White Elephant』で、映像作家の神田光さんと共同監督を務めています。
油屋で薬湯の調合を担当する釜爺は、菅原文太さんが声を吹き込みました。映画『仁義なき戦い』『トラック野郎』シリーズなどで知られる菅原さんは2014年、肝不全のため81歳で亡くなりました。
一度聞いたら忘れられないほど独特な声色の青蛙を演じたのは、我修院達也さん。カオナシに丸呑みされた後の「千はどこだ、千を出せ」という台詞は不気味でもあります。
このほか、河の神をはやし・こばさん、番台蛙を大泉洋さんがそれぞれ演じました。
主題歌「いつも何度でも」は覚和歌子さんが作詞を、木村弓さんが作曲・歌を担当しています。
スタジオジブリ作品の金曜ロードショーでの放送は2週連続。1月14日は『紅の豚』が放送されます。
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