在アフガニスタン日本大使館、公式TwitterとFacebook「消失」。首都掌握の翌日ごろから

イスラム原理主義組織「タリバン」が首都カブールを掌握したと報じられているアフガニスタン。現地の日本大使館の公式TwitterやFacebookが8月16日午後4時時点でなくなっていることを、ハフポスト日本版が確認した。

ハフポスト日本版が前日15日昼ごろに確認した際は、どちらのアカウントもアクセスでき、ページが表示されていた。

朝日新聞によると、アフガニスタンの情勢を受けて、日本政府は大使館職員を国外退避させる方針を決定したという。

在アフガニスタン日本国大使館の公式サイト上に貼られたTwitterアカウント(@JapanEmbKabul)に飛ぶと、リンク先は「このアカウントは存在しません」と表示される。

Facebookページにアクセスしようとすると、「このコンテンツは現在ご利用いただけません。所有者がシェア先を一部の人のみに限定しているか、プライバシー設定が変更されたか、コンテンツが削除された、などの理由が考えられます」と表示される。 

Google検索結果ページに保存されたキャッシュを確認すると、Twitterアカウントは、日本文化万博のオンライン開催を知らせる8月4日のツイートを最後に更新がされていなかった。Facebookは7月23日が最後の投稿だった。 

Twitter上では、アカウント消失に「事態の深刻さを察する」と心配の声が上がっている。

アメリカなど各国も、外交官や大使館職員を国外退避させているが、現地のアメリカ大使館の公式SNSは現存。8月16日には、アメリカ市民やアフガニスタンの人たちに対して、カブールの治安情勢は危険な状況にあるため、知らせがあるまで空港には来ないよう呼びかけツイートをしている。

https://twitter.com/USEmbassyKabul/status/1427105342949842948?ref_src=twsrc%5Etfw

ハフポスト日本版は、日本の外務省に事実関係を問い合わせているが、担当者が不在として18日までに回答を得られていない。

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Source: ハフィントンポスト
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Rio Hamada