野々村真さん、自宅療養中に悪化。「検査したら肺が真っ白」妻・俊恵さんが現状を明かす

新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だったタレントの野々村真さん(57)の症状について、妻の野々村俊恵さんがテレビ取材に応じ、症状が悪化し入院していることを明かした。

俊恵さんは、8月9日に放送されたフジテレビ系列の『バイキングMORE』にVTR出演。月曜レギュラーを務める真さんの現在の症状について語った。

所属事務所によると、真さんは7月30日に新型コロナに感染していることが確認された。仕事関係者から新型コロナの陽性反応が出たとの報告を受け、PCR検査を受けた結果だったという。深夜になると発熱、咳、倦怠感の症状が現れ、医療機関・保健所の指示のもと、療養・経過観察していたという。

 

自宅療養中に症状が悪化

番組によると、野々村真さんは40度近く発熱していたが、自宅療養していた。

8月4日に重症化の目安となる血液中の酸素飽和度が90%まで下がったため、救急要請した。

救急車が到着した時点で96%まで回復したため、一旦は搬送が見送りになったという。しかし翌5日、保健所の指示で入院が決まった。

真さんは現在も入院中で、「重症化するかどうかの瀬戸際」という。同番組はマスク型の酸素吸入器を使用しており、ベッドから動けない状態だと伝えた。

真さんの妻・俊恵さんは、「検査したら肺が真っ白で、重度の肺炎ですということになった」と報告。「私たちもそこまでひどくなっているって思っていなかったので、まだ大丈夫だと思っていた」と心境を語り、「本当に回復することだけを願って待つだけです」と夫の回復を願った。

 

重症度、どう判断されている?

重症度の判断の目安となるのが、血液中の酸素飽和度だ。

東京都は、この酸素飽和度を測定する「パルスオキシメーター」を、自宅療養者を対象に貸与している

厚生労働省の「診療の手引き」によると、酸素飽和度が93%以下になると、酸素投与が必要な「中等症II」に分類される。厚労省は「高度な医療を行える施設へ転院を検討」と定めている。

93〜96%だと「中等症I」に分類され、「入院の上で慎重に観察」としている。

96%以上は「軽症」とされ、「多くが自然軽快する」としているものの、「急速に病状が進行することもある」としている。

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Source: ハフィントンポスト
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