7月16日、東京・渋谷区の空に出現した「巨大な顔」が、ネット上で話題になっている。東京オリンピック・パラリンピックの開催にともない東京都などが企画したアートプロジェクトの一環で、実在する人の顔を再現したという。
この奇妙な光景に、ホラー漫画家・伊藤潤二さんの作品「首吊り気球」を思い起こす人が続出。Twitterでは「首吊り気球」がトレンド入りした。
反響を受け、朝日新聞出版が運営する電子コミックサイト「ソノラマプラス」は期間限定で作品を無料公開することを発表した。伊藤さんが無料掲載を快諾したという。
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「首吊り気球」3日間限定で公開!🎉
\皆さんがこのニュースを見て
「首吊り気球」のようだと言ってくださっているのを見ました👀そこで編集部でも検討し、7/18まで無料公開します!
読んだことない方も、あの恐怖をもう一度味わいたい方もいらっしゃいませ~👻👻
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伊藤潤二先生に「首吊り気球」の3日間無料掲載のご快諾いただきました‼️
自分の顔をした気球が襲ってくるトラウマ級の名作、是非この機会に‼️#首吊り気球#伊藤潤二#3日間無料https://t.co/D7NU2WHTV6
— Nemuki+(ネムキプラス)公式 (@comic_nemuki) July 16, 2021
東京の空に出現したのは、現代アートチーム『目[me´]』が制作した作品《まさゆめ》。
気球のような巨大な人の顔が空を浮かぶプロジェクトで、顔の大きさはおおよそビル6〜7階分という。
アートチームのメンバーが中学生の頃に見た夢から着想を得たという。
渋谷区に巨大アートが出現すると、Twitterに写真や投稿が相次いだ。T.M.Revolutionの西川貴教さんも目撃者となったようで、自身のTwitterで「女型の巨人いるんですけど…」と投稿した。
朝起きたら代々木公園に女型の巨人いるんですけど… (;´༎ຶД༎ຶ`)<こ… 怖い… pic.twitter.com/mFsRpeORF6
— 西川貴教 (@TMR15) July 15, 2021
驚くような光景だが、Twitter上では、ホラー漫画家・伊藤潤二さんの短編作品「首吊り気球」を思い出す人が相次いだ。
「首吊り気球」は、アイドルが首を吊って亡くなった事件をきっかけに謎の「幽霊」があらわれ、人々を恐怖に陥らせる、というホラー漫画だ。
話題になったことを受け、電子コミックサイト「ソノラマプラス」は7月16日〜18日までの期間限定で作品を無料公開することを発表した。「自分の顔をした気球が襲ってくるトラウマ級の名作、是非この機会に」とツイートしている。
作品は、「ソノラマプラス」で7月18日まで読むことができる。
▼東京の空に出現した「まさゆめ」のライブ映像
Source: ハフィントンポスト
恐怖マンガ『首吊り気球』まさかの無料公開。東京上空に「巨大な顔」が出現してトレンド入り