6月25日午後、北海道小樽市の市役所本庁舎を訪れた男性が庁内の通路に液体をまいたうえ、持参した包丁で首を切り、警察や消防が出動する騒ぎがありました。
小樽市などによりますと、40代の男性は25日午後3時前に1人で来庁し、本庁舎1階の福祉保険部生活支援課の窓口で「硫化水素を発生させる」「自殺する」などと発言をして液体を通路にまきました。
職員2人がやめるよう男性に話しかけましたが、男性は手に持っていた包丁を自分の首に当てて首を切り、せき込みながらその場に倒れたということです。
男性は駆け付けた救急隊員により病院に運ばれ、命に別条はありません。当時、窓口に来庁者はいませんでした。
液体からは塩素系のにおいが確認されたため、職員約40人が建物の外に避難。市役所構内の車の出入りも制限されました。
警察と消防で液体を調べた結果、硫黄系の成分は確認されず、消防が通路を洗浄。他の来庁者や職員の健康状態に異常がないことを確認し、午後4時すぎに業務を再開しましたが、1時間ほど業務が停止する騒ぎとなりました。
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Source: エクサワロス
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