「拾わないで」日本野鳥の会がキャンペーン。野生のヒナがいても、近くに親がいるはずです

ピーピーと鳴きながら羽をバタつかせて、なかなか飛べなそう…
クチバシの端がまだ黄色のスズメの雛が、地面をかけ回っている。
「猫など天敵に狙われたら大変だ」「可哀想….」ついついそう思って、思わず保護。実は、それはしてはいけないことだった ーーーー。

スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、カルガモ 、カラス…
野鳥は都会でも多く見かける。
春先にそんな野鳥について、困りごとのツイートが増える。
それは野鳥のヒナの取り扱いについてだ。

日本野鳥の会は、「ヒナを拾わないでキャンペーン」という啓蒙活動を今年も始めた。

 誤って保護され、親鳥と引き離されてしまうケースが多い。親鳥が近くにいることが多いので、見守ることが必要だ。

公益財団法人 日本野鳥の会 (@wbsj_tsubame) on X
【「野鳥の子育て応援キャンペーン」スタート】 このキャンペーンは、野鳥のヒナに出会った時の正しい接し方を伝えることを目的として行なっています。 ポスターを貼っていただけるところがあれば下記URLよりご連絡ください。 みなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。

 

 まだ上手に飛べないヒナが、地面に降りていることがあります。つい、手を差しのべたくなりますが、親鳥が近くにいることがあります。手を出さず、その場を離れてそっと見守ってください。それが野鳥たちへの「子育て応援」につながります。

しかし、誤って保護され、親鳥と引き離されてしまうヒナが後を絶ちません。そこで、当会では、20年以上に渡り、「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」を継続し、ポスターの掲示協力など広くよびかけています。ぜひ皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします (日本野鳥の会公式サイトより)

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Source: ハフィントンポスト
「拾わないで」日本野鳥の会がキャンペーン。野生のヒナがいても、近くに親がいるはずです

Miyuki Inoue