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日経クロストレンドは3月25日、「顧客幸福度」ランキングの結果を発表した。
顧客幸福度とは、「その企業・ブランドがあることでどれだけ生活者が幸福を感じているか」を測る新しいマーケティング指標だという。
『ファンベース』の著者、佐藤尚之さんらが設立したファンベースカンパニーのファン総合研究所と日経クロストレンドが共同で調査を実施。今回は小売り・サービスと一般消費財・メーカーの11業界82ブランドが対象だ。
調査結果は、①[ブランド]が在ることで、自分自身は幸せを感じる、②[ブランド]は顧客や関わる人たちを幸せにしてくれると思える、③[ブランド]の存在に感謝できる・「ありがとう」と思える、の3つの質問の回答をもとに算出。全国の20〜69歳、延べ10万5800件の回答数を得たという。
最も顧客が幸せを感じる企業・ブランドは…
調査の結果、顧客幸福度が高い企業・ブランド第3位はオリオンビール、第2位はカルビーだった。
そして数々の競合を抑え、1位に輝いたのはモスバーガーだった。ファストフード(ハンバーガー)部門はトップ10入りした企業も多く、ケンタッキーフライドチキンが4位、バーガーキングが6位につけた。
今回の調査では、顧客幸福度と同時にマーケティングでよく使われる「推奨意向」と「購入意向」についても調査。その結果、顧客幸福度が高いほど推奨意向と購入意向も高い傾向にあることが明らかになったという。
調査では「その企業・ブランドがあることで顧客が幸福を感じると、また購入したい、周囲にお薦めしたいと感じる傾向があり、ビジネスへ寄与する可能性も示唆されます」と分析し、経済的な指標に変わる新たな指標の可能性を示した。
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あなたを幸せな気分にしてくれる企業は?3位オリオンビール、2位カルビー、1位はあのファーストフード店【ランキング】