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ビーチで穴を掘っていた7歳児が生き埋めになって亡くなる。「危険は水だけじゃない」と両親(アメリカ)

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ビーチの危険は水難だけではないーー。

アメリカ・フロリダ州のビーチで2月、きょうだいと穴を掘って遊んでいた7歳児が生き埋めになって命を落とす事故が起きた。

亡くなったスローン・マティングリーさんの両親が3月13日、ABCの朝の番組「グッド・モーニング・アメリカ」(GMA)のインタビューに応じ、ビーチで子どもを遊ばせる際の危険性を訴えた。People誌やFoxニュースなど大手メディアも取り上げている。

事故が起きたのは2月20日午後。天気のいい日で、マティングリーさん一家はビーチで穏やかな家族の時間を過ごしていた。

地元テレビ局WTVJによると、9歳のマドックスさんと7歳のスローンさんのきょうだいはビーチに穴を掘って遊んでいた。穴が大きくなりすぎたのか、突然、砂穴が崩れ、2人は砂に飲み込まれた。

何とか砂の中から掘り起こされた2人は病院に搬送されたが、スローンさんの救命はかなわなかった。

GMAのインタビューに応じたスローンさんの両親は一瞬のうちに起きたという不幸な出来事を振り返り、「ビーチに行く時には水辺の危険のことは気にしていたけれど、今回のような事故はまったく頭になかった」と話した。

マドックスさんは胸まで砂に埋まってしまい、スローンさんはさらにその下になってしまった。

必死に子どもたちを助け出そうとしている両親に、周りにいた人たちも手を貸したが、救助は難航した。「頭の中ではスローンのことを両手でつかんでいたけれど、想像以上に砂が重かった」

2人はきょうだい仲がよく、親友のようだったという。「マドックスは突然、一人っ子になってしまいました。たくさんのことを抱え込んでいると思います。スローンのことを胸に抱きながら前に進んでいけるように、親としてできることは何でもしようと思っています」と語った。

砂の動きを研究している物理学者は、砂場で穴を掘る際には深さに注意する点があると指摘している。掘る人の中で最も背が低い人の膝丈の深さまでにとどめるべきだという。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ビーチで穴を掘っていた7歳児が生き埋めになって亡くなる。「危険は水だけじゃない」と両親(アメリカ)

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