6人組の人気バンドSuchmosは10月15日、ベーシストのHSU(スー)さんが亡くなったことを発表した。32歳だった。突然の訃報に、悲しみの声が広がっている。
バンドは公式サイト上で、「Suchmosのベーシスト、HSUこと小杉隼太が永眠いたしました」と報告。「突然の悲報に接し、メンバー、スタッフ共に、未だ現実を受け止めきれない状況で、 戸惑い悲しんでおります」とつづっている。
葬儀は遺族の意向で近親者のみで執り行われたといい、「皆様におかれましても静かにHSUを見送っていただけますよう、お願い申し上げます」と呼びかけている。死因は明らかにしていない。
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《Suchmosのメンバー。右がHSUさん》
2019年に腫瘍の摘出手術
HSUさんは神奈川県出身。2013年1月に結成され、2016年リリースの『STAY TUNE』で大ブレイクしたバンド・Suchmosのベーシストとして活動した。バンドは今年2月から活動を一時休止している。
2019年に体調不良が原因で入院。精密検査で腫瘍が見つかり、同年6月に摘出手術を受けた。復帰後の同年9月にはバンドがデビュー当時から目標に掲げていた神奈川・横浜スタジアムでのライブを成功させた。
「会いたいよ」 追悼の声
突然の訃報を受け、ネット上ではHSUさんの死を悼む声が相次いでいる。
ロックバンド・OKAMOTO’Sのメンバーでベーシストのハマ・オカモトさんはTwitterを更新し、「隼太ありがとう! 会いたいよ! そんなに早くはそっちにいかないけど、笑える土産話持って行くよ!」とつづった。
隼太ありがとう!
会いたいよ!
そんなに早くはそっちにいかないけど、笑える土産話持って行くよ!
しばらく、愚痴を言う相手がいなくて困っちゃうなぁ。
大好きだよ!— ハマ・オカモト (@hama_okamoto) October 15, 2021
▼公式サイトのお知らせ全文
Suchmos を応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします。
Suchmos のベーシスト、HSU こと小杉隼太が永眠いたしました。
バンドは現在活動休止中ですが、HSU は様々なアーティストをベーシストとしてサポートし、
また自身のプロジェクトを立ち上げ、楽曲の制作活動を前向きに取り組んでいました。 そんな中での突然の悲報に接し、メンバー、スタッフ共に、未だ現実を受け止めきれない状況で、 戸惑い悲しんでおります。
尚、葬儀はご遺族の意向により近親者のみにて執り行われました。 皆様におかれましても静かに HSU を見送っていただけますよう、お願い申し上げます。
HSU の冥福を心より祈ると共に、生前HSU に多大なるご厚情と応援をいただいた皆様に、
心より感謝申し上げます。
2021年10月15日
株式会社スペースシャワーネットワーク
F.C.L.S.
Source: ハフィントンポスト
SuchmosのHSUさん、32歳で死去。突然の訃報に悲しみの声広がる