環境問題や気候変動への取り組みに欠かせないのが、産学官民などの多様なステークホルダーが「横のつながり」を持って連携することだ。
産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」は、気候変動をはじめとする地球環境問題について多様な観点から学ぶプログラム「CONSEO気候変動シリーズ」を実施している。
団体は12月6日(金)、プログラムの一環として「気候変動のこれから 『気候変動とともに生きる!』」を、X-NIHONBASHI TOWERにて開催する。
2022年9月に設立されたCONSEOは、産学官が連携して日本の衛星地球観測の全体戦略や政策を検討・策定し、衛星開発・実証やデータ利用の促進に取り組む団体。
過去に開催された「CONSEO気候変動シリーズ」第1~5回では、最新の状況や科学の知見、国際協力など様々な観点で気候変動について学んできた。
第6回目となる今回は「人類は、気候変動という課題にどう対応するべきか」をテーマに設定。ネイチャーポジティブなどの新しい視点から、課題解決に向けた今後の取組みについて議論するという。
日本語で「自然再興」と訳されるネイチャーポジティブは、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指す言葉だ。自然の中にそうした循環型の仕組みをつくることで、持続可能性への貢献が期待されている。
イベントには、環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性主流化室長の永田綾さん、PwCコンサルティング合同会社 シニアマネージャーの服部撤さん、東京大学先端科学技術研究センター 教授の森章さん、東京大学 生産技術研究所 准教授の山崎大さんが登壇。
イベント後半では、産学官で活躍するネイチャーポジティブの専門家を交えたパネルディスカッションを実施する。
司会進行は、朝の情報番組「ZIP!」のアナウンサーなどの経歴で知られ、同志社大学ハリス理化学研究所助教、衛星地球観測コンソーシアムのアンバサダーの桝太一さんが務める。
【イベント詳細】
イベント名:「気候変動のこれから『気候変動とともに生きる!』」プログラム
日時:2024年12月6日(金)15:00~17:00
開催形式:ハイブリッド会議
会場:X-NIHONBASHI Tower(東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー7階)
オンライン配信:Microsoft Teams
言語:日本語
参加料金:無料(懇親会参加の場合は1人1000円)
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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