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アメリカ・ユナイテッド航空の客室内で、乗客の男が座席を破壊している動画が撮影された。
米誌Peopleによると、事件が起きたのは、11月16日にテキサス州オースティンからロサンゼルス国際空港に向かっていたユナイテッド航空502便の客室内。
他の乗客が撮影した動画には、座席の上に立った男が靴を履いたまま、背もたれ部分を繰り返し激しく蹴り、破壊する様子が写っている。破壊行為を続ける男の周りの席に乗客の姿はない。
機内には、乗員と乗客合わせて約80人が乗っていたという。
【動画】飛行機の座席を蹴り続ける男
男はその後3人の乗客によって取り押さえられ、結束バンドで手足を拘束された状態で、空港に着くまで約40分間、座席にベルトで固定されていた。着陸後、地元警察が機内に入り対応したという。
男を取り押さえ、動画を撮影した乗客は、「座席を蹴る音で目が覚めました。客室乗務員が何度か通り過ぎましたが、誰も何もしていませんでした」と証言している。
ユナイテッド航空がPeopleに公開した声明によると、破壊行為を行なった男に対しては、今後ユナイテッド航空便への搭乗禁止の処分が決定したという。「状況に対処し、機内の安全を確保するために尽力したクルーに感謝します」とも述べている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ユナイテッド航空の乗客、飛行中に座席を蹴って破壊⇒ 搭乗禁止に。別の乗客が取り押さえる