米国出身の人気俳優クロエ・グレース・モレッツさんが11月初旬、自身のインスタグラムを更新し、米大統領選で民主党候補のカマラ・ハリス氏に票を投じたことを明かした。
モレッツさんは投稿で、政府が女性の体の自己決定に介入することを批判。さらに、自身が同性愛者であることをカミングアウトした上で「LGBTQコミュニティを守る法的保護の必要性を信じている」と訴えた。
モレッツさんは1997年生まれ、米アトランタ出身。映画「(500)日のサマー」やティム・バートン監督の「ダーク・シャドウ」のほか、「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」など数々の話題作に出演している。
モレッツさんはインスタグラムで、期日前投票を示す「I VOTED EARLY2024」と書かれたステッカーの写真を投稿。「今回の選挙では多くのことが危険にさらされている」と述べ、危機感を示した。
今回の大統領選では、「中絶の権利」が争点の一つとなっている。
米国では中絶の権利をめぐって、禁止派の「プロライフ」と擁護派の「プロチョイス」の間で激しい論争が繰り広げられてきた。プロライフは共和党、プロチョイスは民主党に結びつく傾向がある。民主党のハリス氏は、大統領に就任すれば、中絶の権利を保障する連邦法を設定する考えを示している。
モレッツさんは「政府には、女性である私の体に対する一切の権利はない。私の体に関わる決定は、私自身と主治医のみが行うべきだと信じています。カマラ・ハリスはそれを守ってくれるでしょう」と強調。ハリス氏支持を明言した。
続けて、「私は同性愛者の女性として、LGBTQ+コミュニティを守る法的保護の必要性を信じています。私たちはこの国で保護され、私たちが必要とするふさわしいケアにアクセスできるようにならなければいけないのです」と訴え、投票に行くことを呼びかけた。
Independentによると、モレッツさんが自身の性的指向について公にしたのは今回が初めて。ただ2018年以降は、モデルのケイト・ハリソンさんとの恋愛関係が噂されていた。
二人はこれまで交際について公に語ってこなかったが、2024年4月にカリフォルニア州のディズニーランドを二人で訪れた際、左手の薬指に指輪をはめているところを目撃され、婚約がささやかれていた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
米人気俳優、ハリス支持表明の投稿で同性愛者とカミングアウト。「LGBTQコミュニティを守る法的保護が必要」
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