転職支援サービスやビジネスメディアを展開する「MS-Japan」(東京都)は10月17日、離職や休職などで今取り組んでいる仕事を一定期間離れ、自らのキャリアを見つめ直す「キャリアブレイク」に関する調査の結果を公表した。
調査は9月14日から22日にウェブ上で実施し、450人から有効回答を得た。その結果、キャリアブレイク経験者は10人に1人。取り組んだ内容としては「資格取得に向けた勉強」が最多だった。
【出典:MS-Japan調べ(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000042843.html)】
キャリアブレイクを経験したことが「ある」と答えたのは10.4%。職種別では「人事」が17.9%で最多。「士業・士業事務所スタッフ」が15.6%、「管理部門・士業以外」が10.1%と続いた。
年代別では「40代」が13.0%で最多。男女別で見ると、女性は15.5%で、男性(8.5%)より7.0%多かった。
キャリアブレイクの経験者に期間を聞くと、最多は「1年以上」で37.0%。一方で、1カ月未満の人も19.6%いた。
キャリアブレイク中の過ごし方は、「資格取得のための勉強」が58.7%。「スキルアップに必要な研修やセミナーの参加」(32.6%)、「自身の体調やメンタルのケア」(30.4%)、「今後のキャリアプランの見直し」(23.9%)と答える人もいた。
キャリアブレイク未経験者に「キャリアブレイクを経験してみたいか」を聞くと、40.5%が「経験してみたい」と回答。年代別では20・30代が58.5%で最多で、「経済的不安はありつつも、今後のキャリアのために時間をつくってみたい」と考えている人が多いという。
【出典:MS-Japan調べ(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000042843.html)】
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