テレビでもおなじみの名店『賛否両論』の笠原将弘シェフが10月26日、自身のYouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」を更新しました。今回は同チャンネルの大人気シリーズ「まかない世代闘争」第4弾です。
和食のお店でありながら、トマト缶を使ったパスタ料理で弟子と対決することになりました。第4弾の挑戦者は、まかない料理はパスタが得意と豪語する、料理責任者の愛弟子です。一筋縄ではいかない相手との勝敗は、意外な結果に……?!
料理対決の勝敗は、前回同様どっちが作った料理か分からない状態で3名のスタッフが試食し審査をします。弟子のヨシキ君が後攻を選んだため、笠原シェフの料理からスタート!
イタリアンのシェフに友人が多い笠原シェフ。桝谷シェフ、川越シェフ、片岡護シェフと名だたるレジェンドらからパスタの基礎を教わっていると言います。今回は「自分も食べたら美味しかったものを再現する」と、王道の「シンプルトマトソース」を作ります。
材料もトマト缶にニンニク、バジルの葉、バターとパルミジャーノ・レッジャーノだけという「シンプルの極みで攻めます」と笠原シェフ。オリーブオイルには桝谷シェフのものを使います。シンプルなだけに材料やシェフの腕がモノを言います。ポイントはオイルとトマトの乳化具合と、ソースにも仕上げにも使った塊からすりおろすパルミジャーノ・レッジャーノだと見受けられます。笠原シェフも「これが大人の味だよっていうのを若手に見せたい」と自信満々です。
続いては後攻、弟子のヨシキくん。彼は得意料理の「ボロボロボロネーゼ」で挑みます。さすが『賛否両論』の料理責任者だけあって、トークをしながらの料理もお見事! このパスタは、自身の父親と昔作っていたという思い出の料理で、まかないでも評判がいいと語ります。合い挽き肉を何と2人前で500gも使用し、たっぷりの赤ワインで煮込む大き目のお肉が特徴的です。食べ応え抜群で美味しそうに仕上がりました!
3人のスタッフ審査員が実食します。先にAのトマトソースから。「トマトの酸味が美味しい」と大好評。そしてBのボロボロボロネーゼ。「お肉が大きいのがまかないって感じ」「食べ応えあり味もしっかり」とこちらも負けていません。
いよいよ結果発表です。「ドキドキするね」と笠原シェフ。今回の料理対決は……2対1でB、まさかの弟子のヨシキ君の勝利でした! ヨシキ君も想定外の下克上に「え?」「ど、どうしよう…」と戸惑う場面も。笠原シェフは「4戦目にして土がついてしまった」「その時がきた」と悔しそうにしながらも、どこか嬉しそうな表情を覗かせていました。
チャンネルでは料理の最後にいつも笠原シェフがビールを一気飲みするのが名物ですが、今回は勝者のヨシキ君にビールが。190cm、105kgでニックネームは「アンドレ」というヨシキ君が「いただきます!」と飲み始めるとジョッキも小さいグラスに見えます。「ちくしょう!」「料理のほそ道始まって初めてだよ、ノンビールで終わる笠原」と羨ましそうに呟く笠原シェフでした。
視聴者からは「良い弟子が育っていて素晴らしい」「笠原さんの弟子に対する優しさが伝わってる動画でしたね」「よしき君、話し方も優しいし分かりやすいし、責任者を任されているという事で笠原さんからも信頼されているんでしょうね」など笠原シェフと弟子の関係性に称賛の声が寄せられていました。
以前のまかない闘争で弟子の作ったナス料理「ナスのなめろう」を「ノンストップ」の料理コーナーで披露したと明かします。「早速パクっちゃった」「いい料理はヒントにさせてもらう」「それがいかに弟子の料理であろうと」と、弟子の料理だと告げた上でさらにアレンジを加えて披露したんだそう。
若い弟子の感性を取り入れたり、伸ばしてあげられる理想の上司像が見えました。
さぁ初めて戦いに敗れた笠原シェフがこのままで終わる筈もありません。今後の料理対決がますます楽しみです!
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笠原シェフが愛弟子とまかない料理対決! トマト缶でどっちが美味しいパスタを作れるか勝負するも『料理のほそ道』で初の事態に!?
1: 通りすがりのコメンテータ…