1: 通りすがりのコメンテータ韓国『サムスン電子』の株価が絶不調で、ずんずん下がっています。以下は、2024年09月10日が締まった時点での日足チャートです(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。直近は「なんだこりゃ」という下落トレンドですが、09月10日の終値は「6万6,200ウォン」
この下りトレンドが始まる前日の08月16の終値は「8万200ウォン」ですから、翌営業日の08月19日から09月10日までで、株価は17.5%下落し、時価総額は83兆5,800億ウォン蒸発しました。
ちなみに、KOSPIは以下のように冴えませんけれども、同じ期間「08月16日終値 ⇒ 09月10日終値」で「-6.44%」ですので、『サムスン電子』株価の落ち幅が尋常でないのは確かです。
↑KOSPIの日足チャート。上掲と同じく2024年09月10日終了時点。
韓国市場では、『サムスン電子』は国民株といわれます。そのときどきで「8万電子」「7万電子」「いくぜ10万電子」などと評されるわけですが、関係会社も含めて『サムスン電子』関連銘柄が時価総額の30%ほどになるのは確かです。
これが下がると大問題です。
『毎日経済』に面白い記事が出ています。以下に一部を引用してみます。
(前略)
『サムスン電子』ファウンドリー品質チーム長(副社長)である鄭容準(チョン・ヨンジュン)を皮切りに、役員たちによる自社株の購入が相次いでいます。アメリカ発の景気後退懸念により、『サムスン電子』の投資心理も冷え込み、株価が6万ウォン台まで押し下げられたことで、低価格での買い付けを狙った動きと分析されています。した。
(中略)
10日、金融監督院の電子公示システムによると、ノ・テムン(ノ・テムン)『サムスン電子』MX事業部長(社長)は、締結日基準で去る05日、自社株5,000株を店頭購入した。取得単価は6万9,500ウォンで、総取得金額は3億4,750万ウォンに達する。
株式を購入した後、実際の株式が投資家に入荷される日である決済日は9日だ。実際の取引日から2日後だ。
目を引くのは、ノ社長だけでなく、他の役員も最近、自社株買いに乗り出したという点だ。
先月03日には、ハン・ジョンヒ『サムスン電子』DX部門長(副会長)が自社株1万株を平均7万3,900ウォンで購入した。ノ社長とハン副会長の取得規模を合わせると、今月だけですでに10億を超える自社株買いに乗り出したことになる。
先月16日にはオ・ムンウク副社長が自社株1,000株を7,910万ウォンで購入した。
(後略)⇒参照・引用元:『毎日経済』「7만원 깨지자, 삼성전자 임원들 지갑 확 열었다…자사주 매입 열풍」
株価が下がって「6万電子」になったので、役員が自社株買いに乗り出しているというのです。役員がしょぼしょぼ買ったところで大勢に影響などないでしょうに、ご苦労なことです。
日足チャートのままで時間軸を引くと以下のようになります。
一応、支持線は保持しており、止まるべきところで止まっているように見えるのですが、こればかりは水物なのでここを抜かれないとはいえません。しかし、役員の自社株買いはあまり関係と思われるのですが。
(吉田ハンチング@dcp)
https://money1.jp/archives/134218
引用元: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1726030528/
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